第2学期終業式
2020年12月25日 13時08分12月25日(金)、午後に終業式を行いました。
最初に、代表児童による2学期の反省発表がありました。
<3年生>
2学期がんばったこととして、テストでいい点がとれるよう家でも計算や文章題を勉強したこと、それからなわとびで二重とびができるようになったことをあげていました。
また、冬休みは走ることを中心に体力づくりをすることと、家のお手伝いとしてお風呂洗いや洗濯物たたみ、それから妹のお世話もしたいと、頼もしく発表していました。
<6年生>
2学期頑張ったことを三つ挙げていました。
一つは、国語で習った難しい漢字の数々をしっかり覚えられるようにしたこと。
二つ目は、入っていた陸上部では足のアクシデントがあったものの、周りに助けられ何とか克服し、出場した大会で成果が得られたこと。
三つ目は、生活面で下級生のお手本になれるよう、特に掃除の時間はだまって隅々まできれいにしようと心掛けたこと。
三学期はあっという間、今まで以上に何事にも一生懸命取り組み、思い出をたくさん作って卒業したいと述べて締めくくりました。
校長先生からのお話は、想像力をはたらかせながら聞くお話でした。
「この体育館の端から端まであるような大きな川が流れていると想像してください。」
この川に橋をかけて、3㎝幅のタイヤのついた自転車で渡ろうとするとき、橋の幅は何㎝あったら安心して安全に渡り切れるか?
橋の幅がタイヤと同じ3㎝あれば渡れるのかもしれないが、それはとても危険。
幅を少し広げたら、ぐらついても大丈夫。
もっと広げたら、転んでも大丈夫。
もっともっと広げたら、疲れたとき少し休むこともできる。
幅を広げれば広げるほど、安心して安全に渡ることができるようになる。
・・・このことを学習に置き換えたとき、好きな教科だけしか頑張れないのでは心に余裕が生まれない。
苦手・不得意な教科でも力を伸ばせられるようになれば、人としての幅も広がり、心豊かな人になれる。
「何事も幅を広げて物事を考えたり、実行に移したりできるよう、3学期も期待しています。」とお話しされました。
今回も、感染防止対策のため、校歌や国歌をみんなで声をそろえて歌うことはできませんでしたが、代表児童や校長先生のお話から、自分も3学期はまた心新たにがんばろう!と決意できた子も多かったのではないでしょうか。