6年生に向かってホップステップ(5年・学活)
2021年1月14日 11時48分あと3か月もしたら最高学年になる5年生。
期待や不安を抱える中で、どんな6年生になりたいか考える時間を持ちました。
事前のアンケート結果では、楽しみなこととして、修学旅行や遠足、低学年との交流を挙げる一方、
心配なこととしては、勉強や全国学力テスト、登校班長や委員会などでのリーダーなどを挙げていました。
そして、どんな6年生になりたいかについては、4つのことを挙げました。
① 思いやる、やさしい
② お手本になる(あこがれ)
③ 下級生をまとめる(ひっぱる)
④ 学校のためにすすんで働く
この4つの項目について、具体的にどんなときにどのようにすれば理想の6年生に近づけるか、班になって話し合いました。
話し合ったことを発表するときには、どの班にも先生からは「なるほど!」「あ、それもいいね!」「よく考えられたね!」とうなづきの言葉が連続して出ていました。
意見が出にくかったのは、③の「下級生をまとめる・ひっぱる」について。
「まとめる・ひっぱる」って、どういうこと?
みんなで少しずつ意見を出し合ううち、お手本になるような言動ややさしい気遣いを示してあげて、輪が広がっていけば、それが「まとめる・ひっぱる」ことにつながるのではないかという結論に至りました。
ここで、ゲストティーチャーとして、教頭先生に来ていただき、最高学年として望むことについてお話ししていただきました。
自分のために自己の力を伸ばしていけるように、そして、余裕ができたら誰かのために動ける人になろう。
そうやって、よりよい自分になろうと意識をもって取り組んでいる「背中」を、間違いなく下級生は見ています。
このようにして、今のみなさんもこれまでの6年生を見てきたはず。こうやってどんどん輪が広がり、それが伝統となっていくのです。
今の6年生のように、掃除でもなんでも、懸命に黙々と活動するその「背中」で、大事なことを伝えることができるはずです。
教頭先生のお話にしっかり耳を傾け、真剣に聞いています。
この後、感想やこれからの自分の目標をワークシートに書きました。
体だけでなく心もじわりじわりと成長している5年生です。