角柱・円柱(5年・算数)

2021年2月9日 12時32分
5年生

家から持ってきたお菓子などの空き箱が机の上にたくさん並べられています。

図工の時間かな?

いえいえ、算数の勉強中でした。

これまで「直方体」や「立方体」といった立体の学習はしましたが、この単元では新しく「角柱」「円柱」を学びます。

角柱にも円柱にも、「底面」と「側面」があり、どれでもいいので箱を手に取り、先生が言った面を手でさわりながら、この新しい用語を頭の中に入れます。

「側面! 底面! 側面! 側面!」

「『底面』っていうのは箱の下側の面だけじゃなくて、上側も『底面』って言いますよ。」

「では、机の上にある箱や積み木を角柱と円柱とそれ以外のグループに分けてみてください。」

おや?立方体が仲間に入れず、その他でポツン。

「立方体も角柱の仲間ですよ。」

そして、先生の持ってきた大きなバッグの中からいろいろな形のものが次々と登場。

「この箱は?」

「角柱~!」

「ボールは?」

「・・・球? 円柱ではないよね。」

「じゃあ、この消しゴムは?」(と、使いかけの先の丸くなった消しゴムを取り出す。)

「その他~!」

「そうやね。先が丸くなっとるけん底面が一つしかないよね。この先の部分を切り取ったら角柱になるけどね。」

「先生!そしたら、鉛筆もけずらんかったら角柱になるんやない?」

「あ、ぼくの鉛筆は円柱や!」

・・・と、こんな感じで終始、自ら学ぼうとする前向きな姿勢。

たくさんの気づきのあった1時間でした。