6年進級プロジェクトの発表会(5年・総合)
2021年3月1日 09時26分5年生の総合学習では、6年に進級するにあたって、心配なことや不安なこと、わからないことを6年生にインタビューし、それをもとにどんな心がまえが大切かをまとめる作業を進めてきました。
インタビューの結果は、算数の授業で習った「%」、「円グラフ」などを使ってわかりやすくまとめていました。
また、発表資料はパソコンを使って作り、電子黒板でプレゼン。
題して、『すごい6年生のひみつ 発表会』。
最初のグループは「運動会」。
内容をきくと、①6年生の仕事、 ②勝つために取り組んだこと ③ソーランで気を付けたこと ④運動会への思い
この四つの項目ごとに、電子黒板を操作しながら発表を進めました。
アンケート結果をしゃべるときは、立て続けにしゃべるのではなく、一つ言うごとにひと呼吸おくことにも気を付けています。
そうすることによって、聞く側に分かりやすい発表となっていました。
「下級生にたいして」のテーマで発表していたグループもありました。
ここは、①話し方や接し方で気をつけたこと ②仲よくなるコツ ③低学年と過ごした中で心に残ったこと の3つの柱で発表。
ペア活動をしている写真などとともに、6年生が低学年の子に対して目線を下げ、優しく接している様子やコツをたくさん紹介しました。
また、「6年生の勉強について」というテーマで発表したグループは、授業でおもしろいところ(1位 : 社会の歴史、2位 : 体育のバスケやサッカー)や、
難しいところ(1位 : 算数の図や式、2位 : 覚えることの多い社会)を、色分けされたグラフで紹介。
プレゼンが終わると、クラスの子からたくさん質問や感想の手が挙がります。
「間をあけて話していたので、頭の中で整理しやすく聞きやすかったです。」
「ポイントになる言葉がプレゼンの中で目立つように、色を変えて工夫していたのがよかったと思います。」
どのグループも共通だったのは、
立つ位置にも気を付け、手で指し示しながら、はきはきとわかりやすいテンポで発表できていたことでした。
ふと机の上を見るとたくさんの資料が山積みになっていました。
作った原稿がただの棒読みにはならなかった理由がここにあるような気がしました。
これだけの量を調べて、準備したり練習したりしてきた積み重ねが、説得力のある発表会につながったのですね。
6年生になる準備が着々と進んでいる5年生でした。