卒業証書授与式 その5

2021年3月25日 09時00分
5年生

卒業式の成功の裏には、5年生たちのお陰が大きかったことも紹介しておきたいと思います。

在校生として、例年であれば4年生も参加するのですが、今年は人数を縮小するということで、5年生だけになりました。

在校生223人の思いを背負い、歌や呼びかけの練習、厳粛な式の雰囲気を大切にするために起立や礼などの所作の練習にも努力してきました。

当日の朝はいつもどおりに登校し、朝から清掃。

前日にかなりて丁寧に清掃していたので、最終チェックのために・・・。

とはいえ、様子を見てみると、どの子もとってもていねいに掃除しているではありませんか。

雑巾がけは直角拭き、

カーペットのところはガムテープでほこりとり。

正門付近はデッキブラシでゴシゴシ磨き、階段なども砂一つ残さない丁寧さではいていました。

先生が、「もうそろそろ終わりにしようか。」と言ってもなかなか手を止めない子がほとんどです。

ピッカピカになった校舎で卒業式ができたのは、こういった5年生の心のこもった掃除のお陰でした。

清掃が終わり教室に入ると、本番でしっかり声が出せるよう、発声練習をかねて、歌の練習。

 

こうして迎えた卒業式本番では、ほんのわずかしかない動き以外はずっと正しい姿勢で厳かな式の雰囲気を大切にしてくれていました。

気が張って疲れたかもしれないのに、終わった後はみんなで手分けしててきぱき片付け。

あっという間に片付き、次は鉢植えの花を持って、校庭で卒業生が出てくるのを待っていました。

ここで紹介した姿は、積み重ねてきたことのほんの一端かもしれませんが、これが波小の5年生の姿です。

もうすぐ最高学年になりますが、みんなをひっぱっていける準備はもうすっかりできているようですね。