さんすうのべんきょうで、おかいものごっこをしたよ(1年生)
2022年3月9日 16時40分
算数科の学習で、お金を使う学習があります。
子どもたちに、もっと日常的にお金を使う体験をしてほしいと考え、お買い物ごっこ をすることにしました。
まず、お買い物ごっこの説明や約束を聞きました。
お店屋さんの約束は、
① 「いらっしゃいませ。」と言う。
② お客さんが言った品物を取って渡し、お金をもらう。
③ 「ありがとうございました。」と言う。
です。
お客さんの約束は、
① ⑩円と㊿円が使える。1度で買い物できるのは、50円までにする。
② お店屋さんに買いたい物を言って品物をもらい、お金を払う。
③ 買った品物を自分の机の上に置く。品物が残っていたら、まだ買い物ができる。
です。
次に、お店屋さんとお客さんにわかれました。グループごとに集まり、話し合ってすぐに役割が決まりました。
そして、いよいよお買い物ごっこの始まりです。
お客さんは、50円を握りしめて買い物の列に並びました。
何を買おうかと、わくわくドキドキしながら並んでいる商品をじっくり眺めたり、先に買い物している友だちを見ていたりして、自分の順番が来るのを嬉しそうに待っていました。
買い物した後は、買い物した商品を並べたりくっつけたりしながら見ていました。
中には、まだ2時間目だと言うのに、 「もうお腹がへった。」と話している子どももいました。
みんな、お客さんの約束をしっかり守って、買い物をすることができました。
お店屋さんも、約束をしっかり守って、 「いらっしゃいませ。」 「ありがとうございました。」のセリフを言うことができました。
それだけでなく、
「このエビは、プリプリしているよ。」
「さかなは、きょう、とれたてだよ。」
「りんごは、あまくておいしいよ。」
「たまごは、うみたてだよ。」
などなど、自分が考えたお店屋さんのセリフがどんどん出てきて、お店屋さんが一気に活気づきました。
お店に並んだ商品は全て完売し、お店屋さんも大満足の様子でした。
次の時間には、お店屋さんとお客さんを交代して行いました。
お買い物ごっこを通して、どの子も楽しみながらお金の使い方を学ぶことができました。
もう一つ、学びがありました。お店屋さんの楽しさも、味わうことができました。