人権の日のお話

2022年7月12日 18時30分

毎月11日は人権の日です。

人権の日に合わせて、お昼の放送時に人権に関するお話をしています。

7月のお話は、心がポカポカする絵本の紹介をしました。

(図書室前の人権コーナーの掲示)

 

『くれよんのくろくん』

 

くれよんたちは、白い画用紙に思い思いの絵を描いていきます。

しかし、くろくんが描こうとすると、みんなが「ダメ!」と反対するのです。

絵を黒くされたくないから。

落ち込んでいるくろくんにシャープペンのお兄さんがアドバイス。

くれよんたちがけんかしてぐちゃぐちゃになった絵の上を

くろくんが真っ黒にぬります。

そして、シャープペンのお兄さんがシャープペンでけずると、

きれいな花火がうかびあがりました。

一人一人のよさが輝いて、すてきな作品に仕上がりました!

 

 

この絵本を読んだ1年生が、感想を書いてくれました。

「くろくんは必要な存在だと思った。」

「花火が作れたのは、くろくんのおかげ。」

「みんなの絵をきれいにしてくれたくろくんがすてき。」

「全部のくれよんを使えば、すてきな絵が描けると思った。」

 

わたしたち「人」も、誰もが必要な存在で、

どの人にもすてきなところがあります。

全部の人が集まって力を合わせれば、

きっとすてきなことができると思います。

 

もうすぐ長い夏休みが始まります。

ぜひ、心がポカポカする絵本や、

他のすてきな本も、たくさん読んでみてくださいね。