高齢者疑似体験(6年)
2019年10月11日 14時26分社会福祉協議会の方にお越しいただき、高齢者の体を疑似体験させていただく機会をもつことができました。
前半の講演では、波方町は全国や県に比べ、高齢者人口の割合が高いということを教えていただいたり、高齢者の体がどんなふうに変化しているのかみんなで意見を発表し合ったりしました。
後半は、疑似体験です。ものが見えにくくなるゴーグル、体が重たく感じるベスト、指先の感覚が鈍くなるように軍手、手首足首には重りを付け、杖をついて階段を上り下りします。
目が見えにくかったり足が不自由だと、手すりや壁を伝って歩くと安心できることがわかりました。
そばについて歩いてもらう人には、前方に何があるかなど常に声をかけてもらえると安心できることもわかりました。
お箸でビーズをお皿に移す、本のページをめくって字を読む、色の識別をする、ペットボトルのふたをあける、これらの体験を通しても多くのことを学んだようです。
体の変化を実際に体験することをとおして、子どもたちの心の中に高齢者に寄り添おうとする優しい心が育ったようです。