波方町のすてきをみつけよう その1(3年・総合)
2019年11月21日 11時30分「わたしたちのくらしを支えてくださっている施設とそこではたらく人」についての社会見学に行ってきました。
最初に行ったのは消防署。研修室で消防士や救急救命士の仕事内容についてお話を聞きます。
勤務が24時間交代のため、署内には仮眠室や自炊のできる食堂があります。
次は事務室。ここで火事や救急の指令を受けたり、パソコンで事務処理の仕事をしたりします。火事・救急・救助の通報が入ったとき、それぞれどんな音がするか、実際にテストで鳴らしてくれました。3種類の音、みんな違いがわかったようです。
車庫に移動して、1組は救急車の説明。どんな道具を積んでいるか見せてくれたり、実際に中に入らせてもらったりしました。
2組は消防車の説明。水を700ℓも積んでいること、ホースがすごく重たいこと、夜でも明るく照らせるライトや金属でも切れるスプレッダーといったたくさんの道具を積んでいることなどの説明に「へえ~っ」と驚き顔の子どもたち。
さて、この防火衣。何分で着替えられると思う?・・・30秒! 10秒!・・・10秒は無理やけど、1分以内でできるかやってみるよ。みんなで数えてね。・・・はい、できあがり。40秒くらいでしたね!・・・すご-い!
このあと別の消防車についての説明を聞くため、並びなおしていると、突然緊急指令が。救急車の出動です。「えっ、これはテストじゃないん!?」とドキドキした瞬間でした。みんなで「頑張ってくださーい!」とお見送りしました。
波方には大きなコンビナートがあるため、常時大型の消防車が配備されています。大量の水と化学薬品が積まれており、油による火災も薬品の泡で包み込むようにして消火できるそうです。
ひと通りの説明が終わると、自由に見て回りながら質問タイム。
大型消防車を見ながら、「この階段は何のためにあるんですか。」「これは何をするためのものですか。」子どもたちの質問はとまりません。防火衣を着てみたり、よじ登るように消防車に乗ってみたり。自由にいろいろ体験させていただきました。
「あ~車好きのぼくにはたまらんわ。」とつぶやいていた男の子がいましたが、将来この中に消防士や救急救命士になる子もいるかな。ハートに点いた火は消さないでもらいたいものですね。