”こころの劇場” 劇団四季ミュージカル鑑賞(6年)
2020年2月13日 10時05分2月12日(水)は6年生が劇団四季のミュージカル「カモメに飛び方を教えた猫」の鑑賞会に行ってきました。
朝9時にバス2台に乗ってグリーンピア玉川に向け出発。
残念ながら会場内での撮影は一切禁止でしたので、到着時のバスの中で撮った写真と感想を一部紹介します。
ミュージカルを観るのは初めてという子がほとんど。バスの中でパンフレットが配られると、一気にワクワク。
開演は10時ちょうど。
幕が開くと、最初に出てきたカモメの群舞は、まるでバレエのよう。
指先までしなやかな動きと集団の統一感がとても美しく、いきなり目も心も引き寄せられていきます。
カモメの他に、猫やチンパンジー、ネズミといったキャラクターが登場し、歌やダンスとともにお話が進み、あっという間に休憩時間。
10分の休憩中に、何人かの子に感想を聞いてみました。
「歌声がすごい!」
「歌もダンスもそろっていて鳥肌が立った!」
「歌がうまくて迫力がある」
「猫たちがみんなで力を合わせて立ち向かっているところがかっこいい」
「(時間の経過をあらわすための)時計のしかけや、カモメの卵からヒナがかえる瞬間のしかけがおもしろい」
・・・といった声がたくさんありました。
帰校後に書いた児童の感想文(一部抜粋)を紹介します。
●私はミュージカルを初めてみました。一番すごいなと思ったのはおどりや歌の声の大きさが大きかったことです。おどりや歌は私たちをひきつけるようなみ力があってすごかったです。一番心に残ったのはフォルトゥナータ(カモメの子ども)が飛べるようになるところです。ゾルバ(黒猫)は一羽のカモメに母親代わりを任され、三つの約束事をすべて叶えると誓い、自分のしっぽ(命)を犠牲にしてまで願いを叶えようとするところがすごいと思いました。~フォルトゥナータが自分のことを信じて飛んだときが感動しました。私は「自分を信じて」という歌が心に残りました。自分を信じることは大切なことなので忘れないように過ごしていきたいです。
●始まる前は楽しみでとてもドキドキしていました。始まった瞬間、とても魅力的でかっこいいダンスが始まりました。あのダンスは練習を重ねないとできないと思いました。とてもすばらしかったです。 ~「自分を信じて」という曲は私たちに向けたメッセージだと思いました。
●一番すごいなと思ったのは歌ったり踊ったりしながらでもジャンプやバック転をしていたところです。特にゾルバ(黒猫・主役)は出ている時間も多く、歌をたくさん歌っていてしんどいのに高くジャンプしているところがすごいと思いました。
●ぼくは初めてミュージカルをみてあまりの迫力にびっくりしました。 ~ゾルバ(黒猫)は荒っぽいけどとても優しい心を持っていました。フォルトゥナータ(カモメの子ども)のお母さんの願いを叶えるために命をかけてフォルトゥナータを守っているところがとてもかっこよかったです。フォルトゥナータの親代わりを果たし続けているところから、約束を必ず守る強い心があるんだなと思いました。 ~ぼくもこれからあきらめない強い心を持って目標に向かって努力していきたいです。
●劇団四季のみなさんはセリフの声にもきちんと感情が入っているし、おどりながら楽しそうに歌っているので観ている側もとても楽しかったです。私が一番好きなシーンはフォルトゥナータが高い塔の上から飛べたところです。その場面の歌の歌詞も勇気づけられる言葉が入っていて感動的なシーンでした。ゾルバはとても勇敢で優しい猫だと思いました。私もだれかのために自分の体をはってでも助けられたらいいなと思います。だれにでも好かれる人になりたいです。
●ぼくはこのミュージカルをかんしょうして、勇気を出して自分を信じることの大切さや家族や仲間たちがどれだけ自分のことを考えて行動しているかを学びました。劇中の「自分を信じて」という歌のように、できないと思っていても、きっとできると自分を信じて一歩踏み出せば、道が切り開けることを知りました。
この他、まだまだ多数の感動したシーンや、印象的だったことがつづられていました。
劇のストーリーから自分なりにメッセージをくみ取った子、音楽や踊り・衣装・舞台装置といった芸術的な面のすばらしさに感動した子・・・
それぞれの心の中にきらりと光る宝物を残してくれた、そんなミュージカル鑑賞会でした。