田植え(5年・総合)

2020年6月24日 11時51分
5年生

5年生の総合学習では、波方の農業について調べたり体験したりする活動をしています。

今日はJAおちいまばり樋口センターのみなさんのご指導のもと、田植え体験をさせていただきました。

汚れてもいい格好に着替えて、学校で諸注意を受けた後、出発。

現地でご指導に当たってくださるみなさんに、はじめのごあいさつ。

JAの西部さんより、苗の植え方の説明をしていただきました。

苗の持ち方、間隔の取り方、どの場所に植えるかなどの説明をしっかり頭に入れます。

2組から実際に植える体験をしました。

「うわ~、ぬるぬるしとるぅ~!」「ヤバイ、ヤバイ、転びそう!」「ちょっとくつ下、見てよ!」

泥に足をとられないよう、慎重に前へ進みます。

 苗を少しずつちぎって、えんぴつのような持ち方で持ち、根をぐっと泥の中へ差し込みます。

きれいな間隔で植えられていますね。

「昔の人ってたいへんだったんやなー。」どこからともなくそんなつぶやきが聞こえてきました。

2組が植えている間は、1組は見学しています。

1組の植える番です。

入っていきなり、「うわー、うわー!もうムリムリムリ!」・・・いやいや、まだ入ったばかりですけど?

くつ下が泥と水を吸うせいで足が重たくなるんだそうです。

それに少しでもじっと立っていると、どんどんめりこんでいきそうになるとか。

等間隔に並んだら、自分の手の届く範囲に苗を植えて、それができたら1,2歩下がったところで、また、横一列きれいに植えていきます。

1組、2組とも、しりもちをついた子もいなくて、無事作業終了。

どろんこ集団のうれしそうな顔・顔・顔。 一瞬、何かの「銅像」かと見間違えてしまう足元の子も。

田植え後半は、各クラスの代表者が田植え機に乗って植える作業を見学しました。

最後のお礼のあいさつでは、代表者が「手で植えるのは大変で、昔の人が苦労していたことがよくわかりました。でも、機械で植えるのも暑いときなので大変だろうと思います。作られたお米を大切にしたいと思いました。」と述べました。

また、JAの方からは、「みなさんと今度ここで会うのは稲刈りのときになりますが、間でたまにはお米の成長ぶりをみにきてくださいね。」とお話をいただきました。

ご指導いただいたみなさん、ありがとうございました。波っ子たちの心の奥深くに残る充実した体験ができました。