認知症サポーター養成講座の感想文(6年)

2020年11月13日 09時45分
6年生

毎日、日記を書き続けている6年生。

途中で中断したときはあったものの、4年生のときからずっと継続しているためか、こういった特別な活動があっても気負うことなく、素直に感じたことを書いてきます。

11月11日(水)に行われた認知症サポーター養成講座のことも、この日の日記に書いてきていたので紹介します。

 

〇 認知症のことはあまり知りませんでしたが、ていねいに教えてくださったのでわかりやすかったです。劇で教えてくださったのも楽しくてわかりやすかったです。私のおじいちゃんとおばあちゃんはまだなっていないけど、なるかもしれないので、そのときは教えてくださったことをがんばりたいです。

 

〇 認知症のことについて知るのは初めてでした。今日の講座は私にとってすごく大切な時間となりました。劇や脳の重さなどを体験させてくれて楽しく勉強できました。

 

〇 私は、家族などが失敗をとがめた結果をテキストで見て、かわいそうだなと思いました。だからこの講座でみんなが認知症について学ぶことができてよかったなと思いました。劇は、(ごはん食べたのに)「食べてないよ。」というおばあさんに何と言ったらいいかが難しかったです。まだまだわからないことがあるけど、いざとなったら家族とがんばりたいです。

 

〇 最初の紙芝居で認知症の人との関わり方をあらためて知りました。劇では、認知症のお年寄りとの会話で言ったらいいことといけないことがわかりました。私はすぐ怒ってしまうので気を付けたいです。お年寄りとの会話ではテキストに「失敗してもわかってあげると症状の改善になる。」と書いてあったのでそうしたいです。

 

〇 最初はどんなことをするのかわかりませんでした。聞いていると、認知症のことで悩んでいることを相談にのってあげるなどをしていることがわかりました。おじいちゃんに何回も同じことを聞かれて少しイラっとして怒ってしまうことがありました。おじいちゃんは何も悪いことをしていないのに怒ってしまって申し訳ない気持ちになりました。優しく支えてあげたいです。

 

〇 認知症という言葉は聞いたことはあったけど、くわしくは知りませんでした。認知症とは、時間や場所、今さっきしたことがわからなくなったり、人の名前を忘れてしまったりするそうです。介護する人もつらいと思うけど、そうなってしまったお年寄りの方がもっとつらいと思います。だから、もっと優しく話しかけて、自分でできることをさせてあげるということが大切だとわかりました。

 

「認知症」について初めて知ったという子がほとんどでしたが、人ごとではなく、自分が介護することになったり、家族が認知症になったりしたときにはこうしたい!という新たな思いが生まれた講座となったようでした。

ご指導に当たってくださった社会福祉協議会、寿山苑、今治市地域包括支援センターのみなさま、ありがとうございました。