「ひとそえ」(愛媛県教育委員会の「義務教育課長メッセージ」より)
2020年12月2日 13時40分私たち教職員に向けて出される、愛媛県教育委員会の義務教育課長さんからのメッセージの中に、ぜひ、保護者の皆様方をはじめ、たくさんの方々にお知りおきいただきたいことがありましたので、少し長い文章となりますが、以下にお示しします。
-義務教育課長メッセージ「ひとそえ」【一部抜粋】-
家を出るとき、「行ってきます。」を言う子供に「いってらっしゃい。」を返した後、「(車に)気を付けて。」の一言を添えるかどうかで、交通事故に遭う確率が変わるという話を聞いたことがあります。「気を付けて」のひとそえが「ある家庭」と「ない家庭」では、「ある家庭」のほうが、子供が事故に遭う確率が低いという話です。
(感染拡大の波が、本県の学校現場にも押し寄せてきているという内容ですが、省略させていただきます。)
ここで、私たちが肝に銘じておきたいのは、知事が会見で常々語っているとおり、「敵はウイルスであり、人ではない、感染された人に非はない、感染は誰にでも起こりうるものである。」ということです。
今、想像力が試されています。陽性となった人、家族に陽性になるかもしれない人がいる人、、、危機に直面している人の心中に思いをめぐらせ、温かい気持ちで、温かい言葉掛けをしながら、コロナに向き合っていきましょう。
(一層、学校での感染症対策に力を入れてほしいという内容ですが、省略させていただきます。)
わずか数秒の「気を付けましょう」のひとそえが威力を発揮し、友達同士の家遊びでついついマスクを外してしまう子が気を付けるようになるかもしれません。互いが注意し合う機運を高めるための児童生徒による啓発活動も有効かもしれません。
(学校での活動時間がこれ以上削られることは避けたいという内容ですが、省略させていただきます。)
家に帰ってからも、①うつらないよう自己防衛! ②うつさないよう周りに配慮! ③習慣化しよう3密回避! の感染回避行動が徹底できるよう、管理職がリーダーシップを発揮し、地域や学校の実態に応じた工夫ある取組をお願いします。
以上です。最後は学校向けの言葉をそのまま掲載いたしました。教育行政の皆様も本当に子どもたちのことを思って日々対応していただいております。しかし、ご家庭や地域のお力添えなしには、よりよい方向に向かっていくことはできません。
今後も、家庭や地域、学校において、お子様や保護者の皆様方が安心して毎日を送ることができるよう、ご理解とご協力をお願いします。