図書すいせん会(5年・国語)
2020年12月15日 11時25分5年生、こちらのクラスはお気に入りの本についてのポップが仕上がり、今日はみんなの前で発表をしていました。
色鮮やかなイラストつきで、見出しなどはマジックではっきりと書かれていてどれもとても興味をひくものばかりです。
せっかくのすいせん会。発表のポイントも大事にしたいものです。
黒板には、「ゆっくり(間のとりかた)」「相手をみて」「はっきり」「すらすら」「気持ちをこめて」などのキーワードが書かれていました。
よく見てみたいページは電子黒板で拡大。
それぞれがお気に入りのページを紹介したり、「〇〇が出てくるところが見たい!」というリクエストに応えたりできました。
聞く側も熱心に友達の発表を聞いていました。
ノートには本の題名をメモしています。
このクラスでは、宮沢賢治の作品を紹介する子が何人かいました。
少し前の授業で『雪わたり』という宮沢賢治のお話を習った影響もあるのでしょう。
『銀河鉄道の夜』、『セロ弾きのゴーシュ』・・・
そして、『注文の多い料理店』ではこんなふうに発表していました。
〇 これは二人の紳士がとある西洋料理店に迷いこんでしまうお話です。ここは自分たちがごはんを食べるところではなく、自分たちが食べられるところだと知った紳士たち。もうだめだと思った二人の運命は! 続きは『注文の多い料理店』で! この本はいっぱいとびらが出てきてそのとびらごとに書いてある言葉や形が変わっています。どんな形や言葉になるかというワクワク感、ドキドキ感が感じられます。ぜひみなさんも『注文の多い料理店』を読んでみてください。
実際に絵本に描かれたとびらをめくりながら紹介してくれました。
『注文の多い料理店』を紹介した子は他にも何人かいましたが、同じお話でも絵を描いた人が違うと味わい方も違ってきます。
こちらは『3びきのかわいいオオカミ』の絵本。
「え?逆やん!」という声が。
そうですね、『3びきのこぶた』じゃないんですね。いったいどんなお話?
〇 兄さんは真っ黒、2番目は灰色、末の弟は真っ白。3びきは広い世界に出ていき、家を作りますが、とても悪い大ブタにこわされてしまいます。どうやってこわされないようにしたのでしょうか。協力する大切さがよくわかります。
絵本の中のとっても悪そうな大ブタが気になりますね。
こんなふうに、一人一冊、本を紹介していましたが、1時間の授業では足りないほど中身の濃いものばかりでした。