まどをひらいて(2年・図工)
2020年12月16日 11時54分カッターの使い方を学ぶところから始まったこの作品づくり。
色厚紙にいろんな形の切り込みを入れて、そこを開くと窓になります。
平面での作業がずっと続いていましたが、今日久しぶりにのぞいてみると、だいぶ立体になって仕上がりかけていました。
いろいろな形に切り込みを入れた窓を開いてみると、手の込んだ小さな海の生き物たちがたくさん顔をのぞかせます。
テーマは「すいぞくかん」だそうです。
窓をつけた色厚紙は、筒状にして、このように立てます。
ここは「マックカフェ」。
窓をあけるとハンバーガーやフライドポテトを食べている人がいます。
フライドポテトは一本一本折り紙を切って貼っていました。
色厚紙を立てたら、土台となる白い画用紙には周りの景色や庭を描きます。
クレヨンや絵の具を使って大きな船や庭の池、道路・・・。
子どもたちのアイデアは他にもこんなのがありました。
〇「建物はすいぞくかんだけど、もうすぐクリスマスやけん、その上をサンタさんがとびよるところ、作ったよ。」と、プレゼントの入った袋を三つも持ったサンタさんが、そりに乗って屋上に取り付けられていました。そして、なぜかトナカイではなく鳥が、サンタさんを運ぶ設定になっていると、話してくれました。
〇「じゆうの家って書いていあるけど、どんなふうに自由なん?」とたずねると、「好きなときに寝て、好きなときに遊んで、勉強もしなくていい自由な家。」と、にんまり顔で話してくれました。
〇「この魚やさんは、魚を焼いて売りよんよ。ほら、火があるやろ?」と、教えてくれた2階の窓をのぞくと、たき火のように燃え上がる火で大きな魚を焼いていました。
こんなふうに、それぞれにこだわったところのある作品ばかり。みんな、あとちょっとで完成となりそうです。