版画(6年・図工)
2020年12月17日 09時55分版画の製作は、下がきの出来上がった子から彫る作業に入りました。
今回の版画のテーマは「校舎の景色」。
これまでの作業として、まず、もとになる写真をえんぴつでトレースダウン。
それを細字のペンでなぞります。
板の上にカーボンを敷いて、その上にペン書きの絵を裏返して置き、絵を板に写します。
大半の子が今、この段階の作業をしています。
そして、三分の一くらいの子が彫る作業に。
緑色の板をガリガリと彫っています。
彫るときは、基本的に線の上だけを彫刻刀でなぞるように彫るのですが、何かこだわりがあって白い面を出したい子は、その面全体を削り取っています。
写真を写しただけの絵とはいえ、縦に横に走るたくさんの線、時計の数字や校訓などの文字は難しそうで、なかなかすぐに完成とはならないようです。
ひたすら彫って、彫って、彫って。根気強さとの勝負でもありますね。