ぼうさいのお話(2年・学活)
2021年3月11日 13時35分2年生でも、防災についての授業をしました。
10年前の大震災のあと、ボランティアとして現地に足を踏み入れた経験のある担任の先生。
当時の被災状況を撮影した写真の数々を提示しながら、当時の様子を詳しく説明してくれています。
テレビや新聞などでも報じられてはいますが、先生からのお話で、いかに大変な状況になっていたかを改めて知ったようです。
地震や大雨など、いざというときにどういう行動をとったらいいかをワークシートで確認しました。
「川の近くにいるとき大雨が降りだしたら?」 ①川からはなれる ②ぬれたらいけないので橋の下で雨がやむのをまつ
②かな?と思う部分もありますが、川が増水すると危険なので、雨にぬれてもとにかく川からは離れるのが大事。
こんなふうに少し迷うような問いもあってじっくりと考えられたようです。
次はイラストをみて危険だと思う部分をみつける問題です。
イラストは、教室で給食の配膳をしている一場面。
このときもし地震が起きたら、何が危険?
子どもたちからはたくさん手が挙がりました。
「棚がたおれる。」
「廊下の男の子が窓のそばで遊んでいる。窓が割れたらあぶない。」
「配膳しているから、お皿が割れたらいかん。」
「トレイをもったままで、机の下にもぐってない。」
「電気もあぶない。上から落ちてくるかもしれん。」
自分たちの身近でいつ起きるかわからない災害。
こうなったらどうする?こういうときどうする?
シミュレーションに際限はありませんが、機会あるごとに学校や家で誰かといっしょに考える時間を持ちたいものです。