じしんからみをまもろう(1年)
2021年3月11日 13時40分今日は東日本大震災の発生から10年目を迎える日です。
1年生の教室では防災について学ぶ時間をとりました。
地震はいつどこで起きるかわかりません。
あっ!と思った瞬間に上から物が落ちてくるかも。何かが倒れてくるかも。大きなものが動いてくるかも。
そして、その時自分が何をしているかわかりませんが、大事なのはいのちを守るために、いかに安全に避難するかということ。
そこで提示されたのが「お・か・し・も・ち」の合言葉。
「お」さない。
「か」けない。(走らない。)
「し」ゃべらない。
「も」どらない。
「ち」かづかない。
もしこの波方町に大きな津波がきたらどこに逃げたらいいと思う?
「運動場。」
運動場も水びたしになったら?
「運動公園。」
そうやね、運動公園いいね。でも、もし運動公園まで波がきたらどうする?
「海山城にのぼる。」
子どもたちは次々と手を挙げ、実際にそうなったら・・・と想像力をはたらかせて、安全に逃げられる方法を考えていました。
最後は絵本の読み聞かせです。
タイトルは『語りつぎおはなし絵本 3月11日』
これは、東日本大震災で被災された方たちの実体験のお話が集められており、そこでどんなことが起こったのか、どうやって生き延びてきたのかを綴った本になっています。
たくさんのお話の中から紹介されたのは、「みんなで歌うべ」のお話。
ちょうど卒業式を目前にひかえた小学生が式の歌の練習をしているという、この時期ならどこの学校でも見れらる光景。
その日常が一瞬で奪われたのが10年前の3月11日に起こった東日本大震災でした。
絵本は他にもシリーズがあって、すべて学校の図書館にあります。
1年生だけでなく波っ子たちみんなに、ぜひ手に取って読んでほしい絵本です。