6年生 福祉体験学習

2021年10月8日 19時56分

 今日は、社会福祉協議会の福祉活動専門員の方に来ていただいて、高齢者疑似体験を行いました。

疑似体験を通して、加齢に伴う身体の変化を理解したり思いを想像したりして、自分には何ができるのかを考えることが目的です。

 3人グループ中の1人が、足にサポーターを巻いたり、手足に重りを付けたり、両手に軍手をはめたりします。

一人が介助者、もう一人が観察者となって、廊下や階段を歩きに行きました。

その後は、特殊なゴーグルをして物を見たり、お箸でビー玉をつまんだりしました。

役割を交代しながら、全員が体験しました。

 体験をする中で、

・ 歩く速さがゆっくりになるね。青信号の間に、横断歩道を渡れるのかな。

・ 階段はしんどいね。

・ 火事になったとき、高齢の方は非常階段を使いにくいね。

・ 介助者は、どの辺りにいるのがいいのかな。

・ 「大丈夫?」と優しく声を掛けてくれてうれしい。

など、いろいろな気付きがありました。

自分にできることとして考えたのは、

〇 ちょっとした気遣いがうれしいから、困っていたら声を掛けたり手助けをしたりする。

〇 まずは、自分の家のおじいちゃん、おばあちゃんを大事にする。

〇 近所のおじいちゃん、おばあちゃんを気に掛ける。

〇 体が動きにくくなっても優しくしてくれる祖父母に感謝したい。

〇 おじいちゃんは左半身が動きにくいから、サポートする。などなど……

福祉とは、「ふ」だんの「く」らしを「し」あわせにすること。

子どもたちが、ともに生き、支え合う地域の一員になることを願っています。