県内一斉ライブ授業 えひめいじめSTOP!デイ

2021年11月19日 18時25分

 いじめ問題の解消に向けて、県内すべての小学6年生と中学1年生がオンラインを活用したライブ授業を行いました。

 まず、代表校の児童の話合いを視聴しました。

話合いのテーマは、

1 いじめられている人を見つけたとき、あなた一人ならどうしますか?

2 いじめられている人をみつけたとき、あなたが友達といっしょにいたらどうしますか?

3 いじめについて、大人(先生・親)にしてほしいことは?

4 どんな人なら、いじめを相談できる?

ということでした。さすが代表校!しっかりと自分の意見を発言していました。

特に中学生の落ち着いた意見の述べ方に、「すごい。上手!」と感嘆の声を上げていました。

 その次に、各クラスで「いじめに対して自分たちができること」について話合いを持ちました。

グループで話し合った後、学級会のように全体で話し合いました。

6年生から出された意見を紹介します。

<いじめを見つけたとき>

〇 先生に相談する。話合いの場を持ってもらうなど、解決に向けて動く。

〇 いじめられている人に寄り添い、話を聞く。また、いじめている人にも寄り添い、なぜいじめたのか話を聞く。

〇 逆いじめにならないように、お互いの関係を崩さないように、言葉に気を付けて言う。

<いじめを防ぐために>

〇 優しい言葉を使う。

〇 助け合う。力を合わせる活動をたくさんする。

〇 一人の子に声をかける。

〇 日頃から話をして、相手のことを分かり合う。

〇 違う学年と交流する。

〇 弱い心に負けない。差別をしない。

〇 正しい判断をし、人としての誇りを持つ。です。

ライブ授業が終わると、タブレットを使ってアンケートに答えます。

参加した感想をしっかりと入力して送信していました。

ライブ配信授業を通して、「いじめは一生残る。絶対いじめをしてはいけない。そして、許してはいけない。」という思いを強めたようです。

また、自分たちも普段からいじめを防ぐ環境づくりをがんばっていることを再認識し、下の学年から相談される6年生であるよう行動したいという思いも強めました。