「友情を深める」について(6年・道徳)
2020年6月12日 10時17分6月5日(金)に1組が、12日(金)に2組が道徳の授業をした様子を紹介します。
初めに、事前にとったアンケートの結果でみんなの考えを確認しました。
「友達とはどういう存在ですか。」の質問には、「困っていると相談に乗ってくれる。助けてくれる。」「一緒に遊んだり勉強したりして楽しい。」の回答が多かったようです。
そして、「不信に感じたり気になることを言われたりされたりしたとき友達に理由を聞けますか。」の質問には、1組の方では「聞けない」の方が少し多く、2組では「聞ける」の方が少し多かったです。
このような子どもたちの実態をふまえ、読み物資料をもとに学習を進めました。
登場人物の言動から、「〇〇さんはどうしてそう言った(した)のだろう。」と気持ちを考えるところでは、たくさんの子が自分の考えを発表し、深め合いました。
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<6の2>
授業後半は、今日のめあて「友達と信頼し合う関係を築くために必要なことはなんだろう。」についてワークシートに自分の考えをまとめて、小グループで発表し合いました。
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最後の発表で出た子どもたちの言葉から、深まりのあったことが感じられます。
「けんかをしたときは黙ってするのではなく理由をすぐ言う。」
「思い切って聞いてみたら相手の気持ちは自分の思っているのと違うかもしれないから聞いてみるのがいい。」
「うそをついたり誤解させたりする一言を言わない。」
「嫌なことがあったらすぐに言って、何を言われても素直に聞く。」
「けんかをしても理由を聞いてお互いに謝ることが大切だと思う。」
「相手の気持ちを理解して言葉に気を付ける。コミュニケーションをとらなかったらずっとそのままなので、コミュニケーションをとったらいい。話してみたらいろいろわかるし、絆が生まれるかもしれないので話してみたらいい。」
先生からは、「残り9か月の小学校生活、もっともっと信頼し合える関係づくりをして、「小学校、楽しかったな」という思い出をたくさん作ってもらえたらなと思います。」というお話がありました。