平和学習の発表会(6年・総合)
2020年7月15日 11時39分6年生では平和学習についてまとめた発表会をクラスで行いました。
休校の多かった1学期でしたが、どのグループも時間ぎりぎりまで使って一生懸命仕上げた発表ばかり。
2時間にわたって六つのテーマごとに発表したうちの二つのグループを紹介します。
<地雷>
黒板に貼られた壁新聞のタイトルは「人々がおそれる地雷」。
地雷にはいろいろな種類があること。
世界各地では今でも地雷が埋められたままになっていて、不特定多数の人のいのちが危険にさらされているということ。
今まで身近ではなかった地雷の問題を、真剣に考えるきっかけになった発表でした。
発表の後には、「地雷は人を殺すためというよりは、仲間が地雷によって死んでいくことで戦闘意欲をなくさせるためのものだったということを初めて知りました。」など深まりのある感想が述べられていました。
<沖縄>
壁新聞のタイトルは「沖縄の悲げき」。
原爆投下の数か月前に沖縄で起こった戦争の様子を伝える発表でした。
何人もの尊いいのちや日常が奪われたこと。
生き残った人の生活も悲惨だったこと。
その人たちが何を食べていたのかについても調べていて、「かたつむりやかえる・・・」と聞くだけでもその悲惨さがより強く伝わってくるものでした。
発表後の感想では、「沖縄にアメリカ軍が攻めてきたのは知っていたけど、今日の発表を聞いて、どうして沖縄だけに上陸してきたのか理由がよくわかりました。」と述べていました。