平和学習の発表会その2(6年・総合)
2020年7月15日 18時11分六つのテーマのうち残りの四つを紹介します。
<長崎>
壁新聞のタイトルは「長崎原爆」
原爆の被害について。
長崎の原爆の威力は広島の1.5倍だったのに、なぜ被害が少なかったかについて。
被爆した一本足の鳥居を今も残している長崎の人たちの「戦争を忘れてはいけない」という思いについても知らせていました。
発表後には、「長崎の原爆についてはあまり知らなかった。被害の大きさを知り、恐ろしさを感じた。」という感想が述べられました。
<広島>
壁新聞のタイトルは「広島原爆」
広島原爆の四つの主な被害と広島が投下地に選ばれた理由。
原爆の仕組みと放射能について。
1発の原爆でおびただしい数の人が亡くなったり、その後も苦しい思いをしたりしている現実を伝える発表でした。
発表後には、「広島はいくつもの投下条件に合っていたから選ばれたということが分かった。写真を見てもとても恐ろしい。2度と起こってほしくない。」という感想を述べていました。
<戦争中のくらし>
壁新聞のタイトルは「戦争中のくらし」
戦争中の家庭、学校での暮らしについて絵や写真を交えて詳しく伝えていました。
発表後には、「あんなものを食べないといけないなんて・・・どんなに食べ物がなかったのかがわかる。学校で武術や戦争のための練習をしていたことに驚く。」など自分たちの今のくらしと比べた感想を述べていました。
<愛媛>
壁新聞のタイトルは「愛媛歴史博物館」
愛媛や松山の戦争、今治の3回の空襲、波方小学校の当時の様子。
地域資料を一生懸命探し、身近な場所での戦争について発表しました。
波方小学校の運動場の半分は畑にして食物を育てていたことや学校の前に大きな防空壕があったこと、
都会から疎開で多くの転入生がいたことも知らせました。
発表後は、「戦争は遠い存在と思っていたけれど、自分たちの身近にあったことがよくわかった。発表を聞いてひどさやこわさがよくわかった。」と述べていました。
すべての新聞発表を終え、もう一度「平和について」自分の考えをまとめてほしいと思っています。