「いっしょになって、わらっちゃだめだ」(4年・道徳)
2020年10月21日 11時52分「友達の言動でやめてほしいと思ったことがあるか。」「周りの人の言動に流されたことがあるか。」「よくないことをしている友達にちゅういできないことがあるか。」
事前にとってあったアンケートでは、どの質問にもだいたい半数の子が「ある」と答えていました。
今日の道徳科の授業では、このアンケート結果をもとに『自分が正しいと思うことは、どうしたらできるようになるか。」について、自分の考えを深める時間を持ちました。
読み物資料は、『いっしょになって、わらっちゃだめだ』。
クラスの子から嫌なことを言われてからかわれている友達に対して何もできずにいる主人公の「ぼく」。
どうしたらいいか、自分にできそうなことが頭に浮かぶものの、やはり行動にはうつせない。
このお話の内容について、場面ごとに主人公の気持ちがどうだったか、どうしてそうしたかについて考えたことを発表し合いました。
授業後半は資料から離れて、自分だったらどうするか考えを更に深めます。
自分の考えを班で発表。
「嫌な気持ちになった友達のために勇気を出して注意する。」
「先生に相談する。」
「自分が笑ってしまったことがあったらあやまって、注意する。」
・・・「だけど、本当にできる? 勇気って出せる? 勇気を出すにはどうしたらいい?」と、更に先生から質問。
しばらく考えて、「友達に協力してもらう。」と発表がありました。
なるほど、「友達」! ちょっと周りに目を向けたら助けてくれそうな仲間がいるんですよね。
この時間の小さくも大きな気づきを大切にしてもらいたいです。