6年生、高齢者疑似体験をしてびっくり!

2020年10月31日 11時55分
6年生

10月29日(木)、6年1組は3、4時間目を使って、6年2組は5、6時間目を使って、

高齢者疑似体験を行いました。

前半は、社会福祉協議会の方から「波方町、愛媛県、日本」の高齢者の人数、高齢化率についてのお話を聞きました。

自分たちの予想と合っていたり、違っていたり、驚きながらの学習でした。

後半は、いろいろなグッズを使って高齢者疑似体験を行いました。

3人グループになり、高齢者役、介助役、観察役になり、交代しながら行いました。

体験活動でも、また驚きの連続。

 

子どもたちの感想のいくつかを紹介します。

 〇 ひざが曲がりにくいので、階段を上るのがすごく難しかったです。色の識別も難しくて、全く分かりませんでした。新聞を読んでみると、大きな文字しか分かりませんでした。この体験を生かして、おばあちゃんに優しくしたいと思いました。

〇 まず介助の役をして、椅子から立ち上がるのが難しそうだったので腕を支えました。椅子に座るときも、目が見えにくく膝も曲がりにくいので、少し怖そうにしていたので、手を椅子に触らせて椅子がどこにあるか分かるようにしてあげました。自分が高齢者の役になると、あちこちが自由に動かず、しんどかったです。高齢者の気持ちが分かったので、小さなことでも自分ができることをしたいです。

〇 年齢を重ねると、こんなに苦労するんだなと思いました。私たちは15分ぐらい重りをつけていただけなのに、とてもしんどかったです。お年寄りは24時間、365日ずっとつけているのと同じなので、大変だと思いました。体験を通して、どこがしんどくて、どこができにくいかが分かったので、おじいちゃんやおばあちゃんに優しく接したいです。

〇 最初に介助役をしました。初めはどうしたらよいか分からなかったけれど、「危ない。」や「あともうちょっと。」と言っているうちに、介助のこつがわかってきました。高齢者役をすると、足が曲がらなくて階段を上ったり、椅子に座ったりするのが難しかったです。これからも高齢者を支えられるように頑張りたいです。

 「いっしょに歩く」「手をつなぐ」「腕をもつ」「困っていることはないか声をかける」など、自分のできることをしていきたいという思いを強くもったようです。社会福祉協議会の方、寿山苑の方、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。