11年前の今日、東日本大震災が起こりました。午後、みんなで黙とうをしました。
私たちが住んでいる波方では、3年前に豪雨で土砂が流れ、通学路や家が被害にあったことがありました。
私たちは常に自然災害と隣り合わせで生活しています。
今日は防災教育の一環として、防災給食を行いました。
メニューは、非常食用五目ごはん、みそ汁、高野豆腐のごま和え、ミックスナッツ、牛乳です。
今日の給食は、波方小学校に通じる道が寸断され、給食物資が届かないという設定で、
体育館の備蓄室に置いてあるレトルトの「五目ごはん」と
給食室にある乾物や冷凍食品などでおかずが作られました。
いつもとは違う感じの給食を、感慨深げに食べていました。
子どもたちに感想を聞くと、
「量が少なくて足りないなあ。」
「ぼくは、ちょうどよかったよ。」
「災害のときには、食べ物がないこともあるかもしれないね。」
「残り物の材料という設定で作ったとは思えないくらい味がいいよ。」
という声がありました。
もしも災害が起こって、波方小学校が避難所となった場合、支給される非常食は今日のような備蓄してあるレトルトのご飯です。
今日は、温めて提供してもらいましたが、本当に災害が起こったとき、冷たいままかもしれません。
当たり前に生活できることに感謝し、普段から災害への備えをしておかなければいけないことを感じた一日でした。
今日は、防災についてご家族で話合ってみてください。