2年生
レオ・レオニ作の「スイミー」というお話があります。
小さいけど泳ぐのが速い黒い魚のスイミーは、赤い魚の仲間たちと暮らしていましたが、仲間がみんな食べられてしまいます。残ったのはスイミーだけ。仲間を失ったスイミーはさまざまな海の生き物たちに出会いながら海の中をさまよいます。ある日スイミーは岩陰にたくさんの仲間を見つけます。仲間たちは大きな魚がこわくて岩陰から出ることができません。そこで考えたスイミーは、「みんなで大きな魚の形になっていっしょに泳ごう。」と提案。そして黒い魚のスイミーは「ぼくが目になろう。」と。やがて魚たちは大きな魚のふりをして泳げるようになり、ついには大きな魚を追い出すことに成功。スイミーたちはもう岩陰に隠れず自由にすいすい泳げるようになりました。
今年度改訂された1年生の国語の教科書には載っているのですが、今の2年生はこのお話を学習していません。
そこで、授業のはじめに先生がお話を朗読してくれました。
これを聞いて、自分の気に入った場面の絵を描くことに。
スイミーの仲間の小さな赤い魚が大きな魚にねらわれている場面や・・・

仲間がみんな食べられて海の中をさまよっているときに出会ったさまざまな海の生き物たち。
クラゲにイセエビ、イソギンチャク、ウナギ。 海底にはワカメやサンゴなども描かれています。


スイミーが提案した「一つの大きな魚になっていっしょに泳ごう。」の場面もありますね。


黒い魚のスイミーだけは必ず描くという条件がありますが、あとは自由。
「あのね、これ、最初の場面よ。赤い魚となかよく暮らしている場面、描いたんよ。」
そう言って、自分の作品を紹介してくれた子もいました。
作品のイメージづくりのため、あえて絵本の絵は見せなかったそうですが、子どもたちは想像力をはたらかせて画用紙いっぱいに描いていました。
余白になっているスペースには、これから絵の具で背景の色を塗っていくそうです。
6年生
卒業文集の原稿ができあがり、70部あまりを印刷。
今日は6年生が波っ子ルームに集まり、これをページ順に一枚一枚とっていく作業を行いました。
全部で100ページを超える冊子になるので、原稿を乗せる長机を何台も並べての大掛かりな作業となりました。
1組、2組それぞれ60ページほどあるので、分かれてページ順にとっていきます。


とった原稿は文集委員がチェック。
ページ順になっているか、印刷のおかしなところはないか、細かく見てくれています。
この文集委員さん、各クラス7人ずついますが、寄せ書きなどクラスみんなに呼びかけて作るページの枠を書いたり、集めたものを貼ったりなど、文集づくりにたくさん力を尽くしてくれました。


最終、1組と2組の原稿をドッキングさせて箱詰めしたら完了。
あとはこれを業者さんに出して、表紙をつけてきれいに製本してもらいます。

文集には、過去の担任だった先生方からもお祝いのメッセージをいただいていて、中身は盛りだくさんです。
手元に配られる日が楽しみですね。
6年生
3月5日(金)に行われた6年生を送る集会について、6年生がたくさん感想を書いてきました。
集会を盛り上げてくれた在校生へのお礼や出し物への賞賛の声にあふれていたので、ここで紹介したいと思います。
〇 入場するときアーチやポンポン隊をしてくれてとてもうれしかったです。こんなことをされたことがないので入場と退場が一番うれしかったです。1年生との対決はフラフープで負けてしまったけどみんなで楽しめてよかったです。プレゼントを首にかけてくれたのがうれしかったです。2年生は応援をしてくれて元気が出たし、笑顔になれました。おどりもとてもかわいかったです。3年生のクイズは意外とむずかしかったです。だれも全問正解してなくてびっくりしました。4年生はいつも教室で聞こえてくる音を聞いていたけど間近で聞くといつもよりきれいで自分もリコーダーを吹くのがはずかしくなりました。5年生の劇を見ていると私たちが卒業してからあとも安心できると思いました。先生の出し物では悲しさよりもおもしろさが勝ちました。とても楽しめて最高の思い出ができました。全校のみんな、先生方ありがとうございました。



〇 ぼくは今日の集会がとても楽しかったです。始まる前はへんなきんちょうをしていましたが、みんなのリコーダーや応援、劇などとてもうれしかったです。1年生は6年生とがんばってたたかっていたのがわかってかわいかったです。2年生のダンスは森先生との思い出の曲だったのでうれしかったです。3年生のクイズではあまり答えが合わずびっくりだったけど楽しかったです。4年生のリコーダーは音色がきれいで感動しました。5年生の劇では転がったりポーズをとったりしておもしろかったです。先生からの言葉は泣きそうになりました。本当に楽しく思い出になりました。


他にも、多数の感想がありました。
「入場の時が一番きんちょうした。」
「今まで見送る側だったのにあっという間に見送られる側になってさびしい。」
「みんなとてもがんばっていたので、学校を任せられるなと思いました。」
笑いあり、涙あり。6年生にいろいろなことを感じてもらい、思いを巡らせてもらえた集会となりました。
1年生
おみせやさんセットが広げられ、開店準備中。
今日の算数は、お店屋さんチームとお客さんチームに分かれておかいものごっこを体験しました。
お客さんは、算数ボックスから10円玉ばかり20枚用意してスタンバイ。
お店屋さんは、たまごに牛乳、バナナ、エビ、ピザ、ジュースといろいろな商品を取り揃えてお客さんを迎えます。
商品は、どれでも一つ10円という設定。
準備ができたらおかいものスタート!
「いらっしゃいませー。何がいりますかー?」
お店屋さん、積極的に声かけしています。

お客さん、自分のほしいものが他の人に買われてしまう前にと、目を凝らして商品選び。
「エビを一つください。」
「はい、エビですね。10円です。」

「ジュースを2本ください。」
「はい、20円です。どうぞ。」

お客さんが全部お金を使い果たすと、閉店。
お店屋さんは売り上げたお金を数えますが、何十枚もあるお金を正確に数えるのも頭を使います。
10ずつのかたまりを作ってから数える子、
10、20、30・・・90、100、110、120・・・と通して数える子といろいろ。
数えられたら、今度は役を交代してもう一度開店です。


1年生の算数では、教科書の最後の方に「かえますか?かえませんか?」という単元があります。
例えば50円玉一つ持っているとき、47円のものが買えるか買えないか、というような問題の学習です。
また、上の学年に進むと、今度は商品の値段を230円などと設定し、そのとおりの硬貨を出す学習もします。
遠足のおやつも、「300円まで」のきまりどおりに、自分で考えて買うことができる日もそう遠くはないかもしれませんね。
学校の様子
今日から、新しいジャンピングボードが4台入りました。
これは、波小PTAの本部役員をしてくださっているお父さんたちが子どもたちのためにと、3月6日(土)に学校に集まり、作ってくださったものです。
これまでに4台はあったのですが、休み時間は順番待ちの行列ができていました。
古い方の4台は老朽化もしていたので、解体して天板を裏返し、傷んでない方を上にして作り直してくださったそうです。
週が明けて今日は月曜日。
休み時間になるとさっそくなわとびを手に教室から出てきて跳んでいました。
午前中3回ある休み時間はいつもこんな感じです。

新しいのが入ったと聞いて、台数が増えたのに今日もやっぱり行列ができていますね。
風が冷たくてぶるぶると寒そうでしたが、それとこれとは別と言わんばかりに大人気です。

地面で跳ぶより高くジャンプできて気持ちよさそう。

二重とびにも挑戦しやすいですね。
おー!!すごい、こんなに高く跳べるんですね!!


ジャンピングボードを作ってくださったPTA本部役員のみなさま、本当にありがとうございました!