学校の様子
2学期のペア活動、ほとんどのクラスが終わり、今日は最後のペアが「なかよし読書」をしました。
6年生が1年生の教室に行ってごあいさつ。
教室に6年生が入ってくると、1年生の目がキラキラ☆
みんなで元気よく「よろしくおねがいします!」
読む絵本は、事前に1年生が選んでいたものです。
ペアになっている相手を探して、「どこで読みたい?」「緑通路?」6年生が1年生の希望にこたえます。
昼休みはやや曇り模様だったのに、ドリルタイムの時間になると日が差して、ポカポカ。
陽気に誘われて、教室に残る子はゼロ。 みんな外の心地いい場所を選びました。
穏やかなひとときが流れます。
人気の本は「たこやきマントマン」のシリーズだったようです。
他には、「つまんないつまんない」「へんしんトイレ」「ヘンゼルとグレーテル」「だれも知らないサンタの秘密」などなど、それぞれのお気に入りの絵本を読んでもらっていました。
早く読み終わった子どうしで絵本交換をして、2冊目を読んでいた子もいました。
2学期のペア活動はこれで終わりですが、また3学期もあります。お楽しみに。
2年生
2年生では、生活科の時間に数種類の手作りのおもちゃを製作していました。
11月11日(水)、そのおもちゃを使って「おもちゃランド」を作り、そこへ1年生を招待しようという計画を、学級会で話し合いました。
1年生に楽しんでもらえるような「おもちゃランド」にするにはどうしたらいいかな。
すでに、これまでにアイデアとして出ていた意見が黒板に貼られています。
「地図を作る」、「あそびの説明」、「スタンプラリー」、「曲を流す」・・・
いろいろなアイデアについて賛成か反対か、理由もつけてみんなの前で意見を発表します。
例えば、こんなふうに。「ぼくは、”あそびの説明” に賛成です。わけは1年生がわからないときに助かるからです。」
「”地図を作る” に賛成です。そのわけは、どこに何があるかわかりやすいからです。」
後半は、「何の係が必要か」について話し合いました。
「はじめの言葉」、「修理係」、「飾りつけ」、「景品係」・・・とたくさんあります。
反対の意見を言うときも、「わたしは、〇〇の係もいいと思いますが、修理係に賛成です。そのわけは、こわれたら1年生がかなしい思いになるからです。」
賛成として出ている意見を大切にしつつも、1年生を悲しませてはいけないという思いで自分の意見を発表することができました。
1年生を招待する日は、12月2日(水)。
まだもう少し日にちがありますね。
きっと、2年生の優しい気持ちの表れた、温かな雰囲気のおもちゃランドが出来上がることでしょう。
6年生
毎日、日記を書き続けている6年生。
途中で中断したときはあったものの、4年生のときからずっと継続しているためか、こういった特別な活動があっても気負うことなく、素直に感じたことを書いてきます。
11月11日(水)に行われた認知症サポーター養成講座のことも、この日の日記に書いてきていたので紹介します。
〇 認知症のことはあまり知りませんでしたが、ていねいに教えてくださったのでわかりやすかったです。劇で教えてくださったのも楽しくてわかりやすかったです。私のおじいちゃんとおばあちゃんはまだなっていないけど、なるかもしれないので、そのときは教えてくださったことをがんばりたいです。
〇 認知症のことについて知るのは初めてでした。今日の講座は私にとってすごく大切な時間となりました。劇や脳の重さなどを体験させてくれて楽しく勉強できました。
〇 私は、家族などが失敗をとがめた結果をテキストで見て、かわいそうだなと思いました。だからこの講座でみんなが認知症について学ぶことができてよかったなと思いました。劇は、(ごはん食べたのに)「食べてないよ。」というおばあさんに何と言ったらいいかが難しかったです。まだまだわからないことがあるけど、いざとなったら家族とがんばりたいです。
〇 最初の紙芝居で認知症の人との関わり方をあらためて知りました。劇では、認知症のお年寄りとの会話で言ったらいいことといけないことがわかりました。私はすぐ怒ってしまうので気を付けたいです。お年寄りとの会話ではテキストに「失敗してもわかってあげると症状の改善になる。」と書いてあったのでそうしたいです。
〇 最初はどんなことをするのかわかりませんでした。聞いていると、認知症のことで悩んでいることを相談にのってあげるなどをしていることがわかりました。おじいちゃんに何回も同じことを聞かれて少しイラっとして怒ってしまうことがありました。おじいちゃんは何も悪いことをしていないのに怒ってしまって申し訳ない気持ちになりました。優しく支えてあげたいです。
〇 認知症という言葉は聞いたことはあったけど、くわしくは知りませんでした。認知症とは、時間や場所、今さっきしたことがわからなくなったり、人の名前を忘れてしまったりするそうです。介護する人もつらいと思うけど、そうなってしまったお年寄りの方がもっとつらいと思います。だから、もっと優しく話しかけて、自分でできることをさせてあげるということが大切だとわかりました。
「認知症」について初めて知ったという子がほとんどでしたが、人ごとではなく、自分が介護することになったり、家族が認知症になったりしたときにはこうしたい!という新たな思いが生まれた講座となったようでした。
ご指導に当たってくださった社会福祉協議会、寿山苑、今治市地域包括支援センターのみなさま、ありがとうございました。
3年生
3年生はこれまでにも社会科見学としてタオル会社やスーパーマーケットなどに訪問させていただきました。
今日は「消防署」と「波方図書館」です。
まずは「消防署」の様子から。
最初に、みんなで事務所の中に入って、緊急指令がどのように出されるか説明してもらいました。
電話で火事や事故の起きた住所がわかると、パソコンで地図が示され、それがすぐプリントアウトして出てくるというしくみになっているそうです。
その後は、四つのグループに分かれ、救急車や3種類の消防車の説明を聞きました。
救急車の中を見せてもらいながら、熱心にメモをとっています。
中には、実際に救急車で病院に運ばれたという子もいました。
消防車にはいろいろな消火の道具を積んでいました。
ホース1本でも、小学3年生が持つにはずっしりと重たくて、「こんなに重いのに火事の時大丈夫かな???」と顔を見合わせています。
消防車は、運転席に「乗る」というより、「登る」といってもいいくらい、3年生にとっては身長ほどもある高さ。
「あれはなんですか?」「これはなんですか?」消防車についている部品や付属品のことが知りたくて質問攻めの男の子たち。
他にも、油の火災に備えて、特別な薬品の入った消防車や、燃え上がった火を消し止めるための泡を出せる消防車も見学。
メモ用のワークシートはすぐに書き込みでびっしりになっていました。
あっという間に1時間の見学が終わって、この後は「波方図書館」へと向かいます。
3年生
続いて行ったのは、「波方図書館」です。
行ったことがない、ここで本を借りたことがないという子はゼロ。
子どもたちにとってなじみのある場所ですが、今日は特別に「秘密の部屋」にも案内してくれるとあって、ワクワク。
図書館員さんは、「何冊借りられるか、知ってる?」「いつ開いているか、知ってる?」と子どもたちと対話しながら、説明を進めてくれました。
子どもたちからも質問。
「返されてない本があったらどうするんですか?」
「一日何人くらいの人が来るんですか。」
一つ一つていねいに答えてくださいました。
館内を見て歩きました。
ここはカウンター。「パソコンで借りたい本があるかないか調べたりすることもできるんですよ。」
次は地下書庫。「一般には入れない特別の、秘密のお部屋です。でもカウンターで言えば、ここにある本も借りられます。」
波方は、造船関係の方が調べにくることも多いので、2階に「船舶コーナー」を特別に設けているそうです。
そして、1階の「児童書コーナー」。
「ここはみなさん一番よく使いますね。DVDなどもこの隣にあって、新しく入ったものはこうやって展示していますよ。」
図書館でもやはりワークシートに書ききれないほどのメモが書かれていました。
学校に着いたら12時を少し過ぎてました。
おなかはペコペコで帰ってきましたが、頭の中にはたくさん「おみやげ」がつまって帰ってきた3年生でした。