1年生
1年生が書いた作文が掲示されています。
「いきもののひみつ」という単元の学習を終え、それぞれお気に入りの「いきもの」について、作文を書いていました。
いくつか紹介します。
「カブトムシ」
でんちゅうのしたでカブトムシをつかまえました。からだぜんたいがちゃいろとうすちゃいろです。からだのおおきさは、けしごむくらいです。ひかりをみると、とびます。ひるまにだすとじぶんであなをほりねむるから、くらいのがすきだとおもいました。みなさんもぜひみてください。
「ダンゴムシ」
いえのまえでダンゴムシを見ました。いろは、ねずみいろでさわるとかたいです。おおきさはこゆびぐらいです。ダンゴムシは、さわったらからだをまるくします。わたしは、かわいいとおもいました。みなさんも、ぜひ見てみてください。
「きんぎょ」
じぶんのいえで、きんぎょをかっています。いろは、あかいろで、さわるとやわらかいです。おおきさは、けしごむぐらいのおおきさです。きんぎょは、しっぽをうごかしておよぎます。ぼくは、きんぎょのおよぐのがはやくて、びっくりしました。みなさんもぜひ見てみてください。
「うさぎ」
どうぶつえんでうさぎを見ました。けのいろは白いろで、さわるとふわふわしています。からだは、小さいです。さわろうとするときは、せなかがのびます。せなかがのびたときにじぶんとおなじくらいのせになっていたからびっくりしました。みなさんもぜひ見てみてください。
どの作文も、生き物の様子が詳しく書けていることを先生から評価されていました。
そして、どの子もそれぞれの生き物を優しいまなざしで見ている様子が伝わってくるようでした。
6年生
6年生は、12月9日(水)・10(木)と、香川県へ修学旅行へ行く予定です。
その打ち合わせを2クラス合同で行いました。
<レオマ・ワールド内でいっしょに行動するグループ分け>
乗りたい乗り物の種類によってグループを分けました。
A「絶叫系好きグループ」 B「Aに近いグループ」 C「Dに近いグループ」 D「絶叫系は苦手グループ」
どのグループがいいかな?
<係の打ち合わせ>
班長さんは、出発式や入館式で、
レク係さんは、バスの運転手さんやバスガイドさんへ、
食事係さんは、毎回の食事の最初と最後で、
それぞれあいさつのことばを述べる人を決めました。
無事に出発できる日が迎えられますよう、みんなそろって元気で帰校できますように・・・。
6年生
階段の踊り場のところに、6年生の書いた作文が掲示されています。
どんなことを書いているのかな?と近寄ってみると・・・。
作文のタイトルには、「薬研(やけん)」や、「土間」、「蓄音機」、「てふてふ」、「ちり紙」・・・むむむ? これはいったい何の作文でしょう?
その中から「チョッキ」というタイトルの作文を読んでみました。
▶私がおじいちゃんの家に行って朝起きると、おじいちゃんに「寒いけん、はよチョッキきんかい。」とよく言われます。はじめはチョッキが何なのかよくわかりませんでした。チョッキが何なのかわからずにいると、またおじいちゃんに「寒いけん上着か何か着ろって言いよんよ。」と言われました。後でお母さんに聞くとベストのことでした。今はあまり使われていない「チョッキ」などの昔の言葉はおじいちゃん、おばあちゃん世代の人たちがくせで使っているんじゃないかと思いました。 クラスの友達に聞くと、半分以上の人が「チョッキ」を使ったり、聞いたりしていることが分かりました。「チョッキ」はまだまだこれからも使われそうだなあと思いました。
なるはど!これは、今はあまり聞かなくなった昔の言葉について、調べたり体験したことをもとに書いた作文だったのですね!
おもしろいなぁと思い、他のも読んでみました。
「さじ」
▶ぼくたちが食事をするときに出てくる「スプーン」は、昔の人は「さじ」と言っていたそうです。でも今はだんだん「さじ」と言う人は少なくなってきているそうです。 でも料理の時には「大さじ1」や「小さじ1」や「さじ加減が難しい」という表現を使っている人は多いと思います。他にも「さじをなげる」ということわざがあります。でもなぜスプーンのことを「さじ」と言わなくなったのに「大さじ」や「小さじ」などの表現は今も使っているのか不思議に思いました。 ぼくは普段の生活でスプーンのことを「さじ」というのは100年後にはなくなっていると思います。でもその代わりに「大さじ」や「小さじ」などの表現やことわざなどで残り続けると思いました。
「ちり紙」
▶私は小さいころおじいちゃんに「ちり紙とってちょうだい。」と言われたことがあります。おじいちゃんが言っていたことを聞いてはじめに思ったのが「ちり紙ってなんだろう。」でした。母に教えてもらうまでちり紙がティッシュという意味だと知りませんでした。 でも学校の遠足のしおりに「ハンカチ・ちり紙」と書いていておどろきました。それまではちり紙という言葉は昔の言葉(おじいちゃん世代の言葉)かと思っていました。でも今もどこかの場面で使われているので昔の言葉は使われにくくはなったけど少しは残って人々に使われているのかなぁと思います。
6年生の国語では、『万葉集』や『枕草子』、また夏目漱石や芥川龍之介らの作品の一部分から、時代によってさまざまに変化していく言葉や文章を学習しました。
そして、自分たちの身近にある言葉で、昔と変化したり、あまり使われなくなったりした言葉を探して作文を書き、発表をしました。
内容のおもしろいものが多かったので、作文用紙に清書して掲示することにしたそうです。
他にもまだまだおもしろい作文があるそうで、しばらくしたら張り替えて紹介すると聞きました。
踊り場の掲示物、必見!です。
6年生
11月19日(木)2・3校時に、堺シティオペラのみなさんによるオペラ「ヘンゼルとグレーテル」の鑑賞会が行われました。
開演前に、「森の精」が出てきて、劇中で使われる簡単なおどりの振り付けを教えてくださいました。
また、6年生はエンディングで出演者といっしょに歌う場面があるので、その歌も練習。
そして開演です。
体育館が暗くなり、ピアノの演奏とともに、大道具のセットされたステージにヘンゼルとグレーテルが登場すると一気に物語の世界へと。
広い体育館が二人の歌声でいっぱいになります。
ヘンゼルとグレーテルが森へいちごつみに出かけるときは、ステージを降り、体育館フロアを通って後方出入口へと消えていきました。
役者の方が自分のそばを通ってくれたときは、ちょっと得した気分です。
酔っぱらったお父さんが登場するときも体育館後方からフロアを通りました。
酔っぱらっているので、ヨタヨタと子どもたちの間を千鳥足で歩いていくのがおもしろくて、場内が笑いに包まれました。
ピアノの音楽がおどろおどろしいメロディに変わり、とうとう魔女のいるお菓子の家の前まで来てしまいました。
魔女は、歌舞伎役者のような隈取メイクに和服姿。唐傘を振りかざし、二人を食べてやろうと襲いかかります。
着物をきているのに、フロアに降りてきて軽快なステップとバック転。
その身軽さにはみんなが驚かされました。
劇もいよいよ終わりに差し掛かると、6年生が立ち上がり、「♪~くるしいときかみさまがたすけてくだされた~」と歌います。
大きな拍手で終演。
この後、ワークショップが行われました。
学校の様子
「ヘンゼルとグレーテル」が終わって少し休憩をはさんだあと、出演者の方が全員出てこられました。
お父さん役の団員さんの司会で、今日のオペラ上演に関わった全てのスタッフさんを紹介。
舞台上で演じた人だけでなく、舞台監督、照明、大道具など、裏で活躍していた人もたくさんいたことがわかりました。
何人かの子が感想や質問を発表。
● 赤い服の人のバック転がすごかったです。
● みんなの力が合わさっていたのがよくわかりました。
この他、休憩時間にインタビューしたときには・・・
● 歌声が迫力あった。
● 先生が怒ったときの声より大きいと思った。
● 演技が楽しかった。演じている人も楽しそうだった。
という感想を寄せてくれた子もいました。
そして、みんなで波方小学校の校歌を歌い、歌声がもっと良くなるように指導していただきました。
ポイントは、息をしっかり吸うこと、そのためには、全部吐ききってから吸うことが大事。
また、ステージ上に魔女さんに立ってもらい、みんなで魔女さんに向かって声を飛ばすつもりで。
少しの指導でグッと校歌の歌声に輝きが増しました。
最後に児童代表のあいさつ。
ヘンゼルとグレーテルが協力して魔女を倒しに行くところがドキドキしたと伝え、お礼を述べました。
堺シティオペラのみなさん、前日からの準備も含め、本日の上演、ありがとうございました。
最後に団員のみなさん全員集合で記念写真。
校長先生、教頭先生もごいっしょに、はい、チーズ!