2年生
カッターの使い方を学ぶところから始まったこの作品づくり。
色厚紙にいろんな形の切り込みを入れて、そこを開くと窓になります。
平面での作業がずっと続いていましたが、今日久しぶりにのぞいてみると、だいぶ立体になって仕上がりかけていました。
いろいろな形に切り込みを入れた窓を開いてみると、手の込んだ小さな海の生き物たちがたくさん顔をのぞかせます。
テーマは「すいぞくかん」だそうです。
窓をつけた色厚紙は、筒状にして、このように立てます。
ここは「マックカフェ」。
窓をあけるとハンバーガーやフライドポテトを食べている人がいます。
フライドポテトは一本一本折り紙を切って貼っていました。
色厚紙を立てたら、土台となる白い画用紙には周りの景色や庭を描きます。
クレヨンや絵の具を使って大きな船や庭の池、道路・・・。
子どもたちのアイデアは他にもこんなのがありました。
〇「建物はすいぞくかんだけど、もうすぐクリスマスやけん、その上をサンタさんがとびよるところ、作ったよ。」と、プレゼントの入った袋を三つも持ったサンタさんが、そりに乗って屋上に取り付けられていました。そして、なぜかトナカイではなく鳥が、サンタさんを運ぶ設定になっていると、話してくれました。
〇「じゆうの家って書いていあるけど、どんなふうに自由なん?」とたずねると、「好きなときに寝て、好きなときに遊んで、勉強もしなくていい自由な家。」と、にんまり顔で話してくれました。
〇「この魚やさんは、魚を焼いて売りよんよ。ほら、火があるやろ?」と、教えてくれた2階の窓をのぞくと、たき火のように燃え上がる火で大きな魚を焼いていました。
こんなふうに、それぞれにこだわったところのある作品ばかり。みんな、あとちょっとで完成となりそうです。
6年生
6年生、2学期の調理実習はじゃがいも料理、「粉ふきいも」と「ジャーマンポテト」に挑戦です。
今日使うじゃがいもは形の違う2種類のじゃがいも、「メークイン」と「男爵」。
人数は少ないものの、この名前を知っている子もいました。
煮くずれのしにくいメークインを使って「ジャーマンポテト」。
柔らかくゆでられる男爵を使って「粉ふきいも」を作ります。
さぁ、最初の難関はじゃがいもの皮むきです。
というのも、今回はピーラーを使わず、包丁で皮をむくということになっていたからです。
左手にじゃがいも、右手に包丁を握るも、「えっ? えっ?」ときょろきょろ戸惑う子どもたち。
中にはまるで彫刻刀で削るようにちょこちょことむいていたり、じゃがいもをまな板に立てて包丁で上からそぎ落とすようにむいていたりするチャレンジャーも。
でも、ゆっくり先生たちに教えてもらいながら、全員けがなく包丁での皮むきができました!
ブロッコリー、玉ねぎ、ベーコンも切って、同時にブロッコリーやじゃがいもをゆでる準備も進めます。
ジャーマンポテトを炒めます。
ここでは、火の加減に注意が必要でしたね。
ジャーマンポテトは、粉チーズで味付け。
粉ふきいもは、塩こしょうで味付け。
できあがると、お皿に盛り付けます。
粉ふきいもの横につけあわせるブロッコリーも、向きをそろえて美しく盛り付けられていますね。
そうしている間にジャーマンポテトや粉ふきいもがおいしそうにできあがりましたよ。
この後、みんなで試食。
出来具合はみんな「おいしかった!」 「大成功!」と満足顔でした。
おうちでも、ぜひお試しを。
5年生
お気に入りの本を見つけて、友達に推薦する文章を考えています。
簡単なあらすじ、特に自分のお気に入りの場面、絵の雰囲気など、自分が読んで気に入っていることを短い文で紹介しなければなりません。
ワークシートに下書きをし、完成したら画用紙に本書き。
画用紙を切り取ったりくり抜いたりして、工夫を凝らしている子もいました。
このクラスでは、歴史もの、小説、推理小説などが人気のようでした。
また、『ラストで君は「まさか!」という』の本は3人ぐらいの子が選んでいましたが、5年生には人気なんですね。
となりのクラスの様子も紹介しています。引き続きご覧ください。
5年生
5年生、こちらのクラスはお気に入りの本についてのポップが仕上がり、今日はみんなの前で発表をしていました。
色鮮やかなイラストつきで、見出しなどはマジックではっきりと書かれていてどれもとても興味をひくものばかりです。
せっかくのすいせん会。発表のポイントも大事にしたいものです。
黒板には、「ゆっくり(間のとりかた)」「相手をみて」「はっきり」「すらすら」「気持ちをこめて」などのキーワードが書かれていました。
よく見てみたいページは電子黒板で拡大。
それぞれがお気に入りのページを紹介したり、「〇〇が出てくるところが見たい!」というリクエストに応えたりできました。
聞く側も熱心に友達の発表を聞いていました。
ノートには本の題名をメモしています。
このクラスでは、宮沢賢治の作品を紹介する子が何人かいました。
少し前の授業で『雪わたり』という宮沢賢治のお話を習った影響もあるのでしょう。
『銀河鉄道の夜』、『セロ弾きのゴーシュ』・・・
そして、『注文の多い料理店』ではこんなふうに発表していました。
〇 これは二人の紳士がとある西洋料理店に迷いこんでしまうお話です。ここは自分たちがごはんを食べるところではなく、自分たちが食べられるところだと知った紳士たち。もうだめだと思った二人の運命は! 続きは『注文の多い料理店』で! この本はいっぱいとびらが出てきてそのとびらごとに書いてある言葉や形が変わっています。どんな形や言葉になるかというワクワク感、ドキドキ感が感じられます。ぜひみなさんも『注文の多い料理店』を読んでみてください。
実際に絵本に描かれたとびらをめくりながら紹介してくれました。
『注文の多い料理店』を紹介した子は他にも何人かいましたが、同じお話でも絵を描いた人が違うと味わい方も違ってきます。
こちらは『3びきのかわいいオオカミ』の絵本。
「え?逆やん!」という声が。
そうですね、『3びきのこぶた』じゃないんですね。いったいどんなお話?
〇 兄さんは真っ黒、2番目は灰色、末の弟は真っ白。3びきは広い世界に出ていき、家を作りますが、とても悪い大ブタにこわされてしまいます。どうやってこわされないようにしたのでしょうか。協力する大切さがよくわかります。
絵本の中のとっても悪そうな大ブタが気になりますね。
こんなふうに、一人一冊、本を紹介していましたが、1時間の授業では足りないほど中身の濃いものばかりでした。
3年生
豆電球に明かりをつける実験、電気を通すものと通さないものについての実験をしてきた3年生。
回線をつないだり切ったりすると、豆電球の明かりをつけたり消したりできるしくみになっていることがわかりました。
今日はそのことを利用して、ある「おもちゃ」を作っていました。
お菓子などの空き箱に画用紙を貼って飾りつけ。
箱の表には「1」「2」「3」と数字が書かれていたり、
「〇」「✖」が書かれているのもあります。
箱の裏側には2個または3個の豆電球が取り付けられていて、それぞれ銅線で乾電池につなげられています。
厚紙にアルミホイルをとりつけたものが「スイッチ」になるそうです。
このおもちゃ、〇✖クイズや三択クイズを出したあと、正解を発表するときにその番号や記号のところに明かりがともるようになっているものでした。
「正解は~・・・3番でーす!」 のタイミングに合わせてスイッチオン。3番のところの豆電球がピカ~っと光ったらできあがりです。