6年生
持久走大会から一夜明け、6年生が日記に感想文を書いてきたので、一部を紹介します。
〇 私は、はじめの方はゆっくり走ってあとからスピードをあげる作戦で走りました。でも後半でスピードを上げることができず、後ろの人にどんどん抜かれてしまいました。野球場の2周目のとき男子が大勢で応援していたので笑ってしまいました。結果は悔しかったけど、楽しかったからこれからもマラソンに挑戦したいなと思いました。
〇 今日の持久走、とてもしんどかったです。でも「いいペースよ」「がんばって」「ラストよ」という声があったのでとてもがんばれました。改めて応援のすごさがわかりました。
〇 1位で走っている人の走り方を見るとうでをよくふっていました。最後の方に走ってきた人には全力で応援してあげました。黒田先生が言っていたとおり自分がされてうれしいことをしてあげました。スタートの位置についたときは緊張しましたが、お父さんに教えてもらった走り方を思い出しながら走りました。後ろから息の音がすると怖かったです。周りから名前を呼ばれて応援されるととてもうれしくなり、体が軽くなった気がしました。
▶応援の声に力をもらった、うれしかったと書いていた子、多数でした!
〇 観客席にいるときはリラックスしていたのに、いざ自分たちの順番がくると急に緊張して体がちょっと固まってしまいました。〇〇くんや〇〇くんの後ろを走っていたけど最後の坂のところで一気に加速して3人抜きました。いい記録が出せて、小学校生活最後の持久走大会で全力が出し切れてよかったです。
▶こんなふうに「緊張した」と書いていた子もたくさんいました。前の晩から緊張していてよく眠れなかった子も。それでも全力で走り切れて達成感、満足感は十分得られたようです。
4年生
3・4校時は、4~6年生の持久走大会です。
波方運動公園に移動して行いました。
全員で準備体操、ウォーミングアップのランニングをしたあと、4年生男子から走ります。
10:25ちょうどにスタートするので、それまでその場で軽くストレッチ。
先生が「あと1分です!」などとカウントダウンするたびに「おお~、緊張が高まるぅ~!」4年男子、興奮気味です。
トラック2周+野球場1周で、1017m。
運動公園にもたくさん保護者のみなさんが応援にかけつけてくださっていました。
5年生
5年生くらいになるとこれまでの自分のタイムを覚えていて、順位を目標にするだけでなく「〇分〇秒以内」と具体的に自分の目指すタイムを掲げている子もいました。
ゴールが近づくとスピードを緩めてしまう子が低学年には時々見られるのですが、
5年生にもなるとさすがです。どの子もラインの向こうまで走り切るようにかけぬけていきました。
これに気を付けるだけで1秒くらいはちぢまったかもしれませんね!
ゴール地点でタイムを計っていた先生が次々と、「すごい!標準記録、突破!」と言っていたので、5年生、ベストな記録を残せた子が多かったかな。
6年生
持久走大会、最後を飾るのは6年生。
スタート付近にいた1組・2組両クラスの担任の先生から、「最後よ!泣いて終わるか、笑って終わるか。一生懸命走っておいで!」と温かいエールを送られて、スタートラインに立ちました。
6年生にとっては「小学校最後の持久走」ということで、きっと自分の目標を達成したい思いは、他の学年以上に強いものがあったと思います。
グラウンドでは人が多く、歓声もあり、みんなの応援がエネルギーになりましたが、野球場の周り、ちょうどテニスコートのあたりは人もほとんどいなくて、ただひたすら黙々と走るのみ。
でも、もちろん手を抜いたりする子など一人もいません。
ゴールして記録をつけるために整列した場所では、友達同士のおしゃべりから、レースの一端がちらりと見えました。
「〇〇ちゃん、ずっとうしろにおると思ったのに、ドドドドーって迫ってきてあせったわ。」
見えないところでハラハラするようなことがいくつもあったのでしょう。
6年生、おつかれさまでした~!
学校の様子
閉会式では6年生から児童代表の言葉。
「最後まで一生懸命走り切ることができてよかったです。」
閉会式が終わると、子どもたちが担任の先生のところに集まって何やらしゃべっています。
みんな、自分のとった順位や、レースの途中の話を聞いてもらいたかったようです。
思わぬアクシデントに見舞われてしまった子、思い通りの順位ではなかった子、悔しさの残った子もいました。
先生は、一人一人に優しくねぎらいの言葉をかけられていました。
みんなが学校へと帰った後、グラウンドに残ってブラシをかけてくれたのは6年生男子の有志。
「はらへった~!」と叫びながらも、丁寧にブラシをかけてくれた6年生、最後までありがとう。
給食、いっぱい食べられたかな。