六つのテーマのうち残りの四つを紹介します。
<長崎>

壁新聞のタイトルは「長崎原爆」
原爆の被害について。
長崎の原爆の威力は広島の1.5倍だったのに、なぜ被害が少なかったかについて。
被爆した一本足の鳥居を今も残している長崎の人たちの「戦争を忘れてはいけない」という思いについても知らせていました。
発表後には、「長崎の原爆についてはあまり知らなかった。被害の大きさを知り、恐ろしさを感じた。」という感想が述べられました。
<広島>

壁新聞のタイトルは「広島原爆」
広島原爆の四つの主な被害と広島が投下地に選ばれた理由。
原爆の仕組みと放射能について。
1発の原爆でおびただしい数の人が亡くなったり、その後も苦しい思いをしたりしている現実を伝える発表でした。
発表後には、「広島はいくつもの投下条件に合っていたから選ばれたということが分かった。写真を見てもとても恐ろしい。2度と起こってほしくない。」という感想を述べていました。
<戦争中のくらし>

壁新聞のタイトルは「戦争中のくらし」
戦争中の家庭、学校での暮らしについて絵や写真を交えて詳しく伝えていました。
発表後には、「あんなものを食べないといけないなんて・・・どんなに食べ物がなかったのかがわかる。学校で武術や戦争のための練習をしていたことに驚く。」など自分たちの今のくらしと比べた感想を述べていました。
<愛媛>


壁新聞のタイトルは「愛媛歴史博物館」
愛媛や松山の戦争、今治の3回の空襲、波方小学校の当時の様子。
地域資料を一生懸命探し、身近な場所での戦争について発表しました。
波方小学校の運動場の半分は畑にして食物を育てていたことや学校の前に大きな防空壕があったこと、
都会から疎開で多くの転入生がいたことも知らせました。
発表後は、「戦争は遠い存在と思っていたけれど、自分たちの身近にあったことがよくわかった。発表を聞いてひどさやこわさがよくわかった。」と述べていました。
すべての新聞発表を終え、もう一度「平和について」自分の考えをまとめてほしいと思っています。
6年生
6年生では平和学習についてまとめた発表会をクラスで行いました。
休校の多かった1学期でしたが、どのグループも時間ぎりぎりまで使って一生懸命仕上げた発表ばかり。
2時間にわたって六つのテーマごとに発表したうちの二つのグループを紹介します。
<地雷>
黒板に貼られた壁新聞のタイトルは「人々がおそれる地雷」。
地雷にはいろいろな種類があること。
世界各地では今でも地雷が埋められたままになっていて、不特定多数の人のいのちが危険にさらされているということ。
今まで身近ではなかった地雷の問題を、真剣に考えるきっかけになった発表でした。
発表の後には、「地雷は人を殺すためというよりは、仲間が地雷によって死んでいくことで戦闘意欲をなくさせるためのものだったということを初めて知りました。」など深まりのある感想が述べられていました。


<沖縄>
壁新聞のタイトルは「沖縄の悲げき」。
原爆投下の数か月前に沖縄で起こった戦争の様子を伝える発表でした。
何人もの尊いいのちや日常が奪われたこと。
生き残った人の生活も悲惨だったこと。
その人たちが何を食べていたのかについても調べていて、「かたつむりやかえる・・・」と聞くだけでもその悲惨さがより強く伝わってくるものでした。
発表後の感想では、「沖縄にアメリカ軍が攻めてきたのは知っていたけど、今日の発表を聞いて、どうして沖縄だけに上陸してきたのか理由がよくわかりました。」と述べていました。

学校では年に数回、ポンジュースが出ます。
暑い時期に、給食の時間ではない授業と授業の合間の休み時間に配って飲むことが多いのですが、
今日は5年生が、2校時の終わった休み時間に飲んでいました。



今週から7時間授業となり、毎回40分で授業を行っています。
あわただしい日課の中、ほんのひととき甘酸っぱいみかんのジュースで、思わずほっこり笑顔になりますね。
2年生
休み時間にビニール袋片手に外に出てきた2年生たち。
「トマト、採るんよ!」と、うれしそうに駆けていきましたが、自分の鉢のところに行ってみると、実の裂けたトマトがたくさん土の上に落ちているのを発見。

ガーン!!!
どうやら、立て続けに降った雨のせいでこうなったようです。
トマトは水のやりすぎがよくないそうで、葉っぱが黄色くなってしまったり、こんなふうに実が裂けて下に落ちてしまったりの原因となるんだそう。
それに、運動場の方に目をやると、ぽつりぽつりとトマトが転がっています。
数にして、4、5個が点々と・・・。
これはもしやカラスが(?)くちばしでくわえていく途中落としたのかなと想像。
いろいろ被害もありましたが、それでもほとんどの子が2,3個は収穫できました。


多い子は袋にいっぱい、お店で売れそうなほど採れていました。

ある男の子が、「ぼくんち、お母さんがダイエットしよるけん、持って帰ってお母さんにあげるんや。」
カロリー低くて栄養価は高いトマト。
お母さんの喜ぶ顔が目に浮かびますね。
なお、このトマトの鉢は懇談会の折に各ご家庭にお持ち帰りいただくことになっています。
夏休み中は、おうちで収穫を楽しんでくださいね。
今年度は、感染症拡大防止のための措置として、水泳指導を行うことができないのですが、教室にて安全指導は行います。
学校で指導は行うのですが、お子様の命にかかわることですので、ご家庭においてもぜひ、話題に取り上げていただきたく存じ」ます。
その際の参考資料になればと、以下に、B&G財団の「水辺の安全5か条」を示すとともに、HPのリンクを貼り付けます。
なお、1年生につきましては、本件に関わるパンフレット及びクリアファイルを持ち帰る予定です。
~水辺の安全5か条~
一 水辺に行く前には、天気予報をかくにんしよう!
二 水辺にはみんなで行こう!ひとりはだめ!
三 水辺に行く時は、ライフジャケットを着よう!
四 水に落ちたら、あわてずに浮いて待とう!
五 おぼれている人がいたら、飛び込まずに助けを呼ぼう!
B&G財団 公式HP
この夏も、1件の水の事故も出さないよう、学校・家庭・地域で、子どもたちを見守りましょう!