5年生
5年生の総合学習では、6年に進級するにあたって、心配なことや不安なこと、わからないことを6年生にインタビューし、それをもとにどんな心がまえが大切かをまとめる作業を進めてきました。
インタビューの結果は、算数の授業で習った「%」、「円グラフ」などを使ってわかりやすくまとめていました。
また、発表資料はパソコンを使って作り、電子黒板でプレゼン。
題して、『すごい6年生のひみつ 発表会』。
最初のグループは「運動会」。
内容をきくと、①6年生の仕事、 ②勝つために取り組んだこと ③ソーランで気を付けたこと ④運動会への思い
この四つの項目ごとに、電子黒板を操作しながら発表を進めました。
アンケート結果をしゃべるときは、立て続けにしゃべるのではなく、一つ言うごとにひと呼吸おくことにも気を付けています。
そうすることによって、聞く側に分かりやすい発表となっていました。

「下級生にたいして」のテーマで発表していたグループもありました。
ここは、①話し方や接し方で気をつけたこと ②仲よくなるコツ ③低学年と過ごした中で心に残ったこと の3つの柱で発表。
ペア活動をしている写真などとともに、6年生が低学年の子に対して目線を下げ、優しく接している様子やコツをたくさん紹介しました。
また、「6年生の勉強について」というテーマで発表したグループは、授業でおもしろいところ(1位 : 社会の歴史、2位 : 体育のバスケやサッカー)や、
難しいところ(1位 : 算数の図や式、2位 : 覚えることの多い社会)を、色分けされたグラフで紹介。

プレゼンが終わると、クラスの子からたくさん質問や感想の手が挙がります。
「間をあけて話していたので、頭の中で整理しやすく聞きやすかったです。」
「ポイントになる言葉がプレゼンの中で目立つように、色を変えて工夫していたのがよかったと思います。」


どのグループも共通だったのは、
立つ位置にも気を付け、手で指し示しながら、はきはきとわかりやすいテンポで発表できていたことでした。
ふと机の上を見るとたくさんの資料が山積みになっていました。
作った原稿がただの棒読みにはならなかった理由がここにあるような気がしました。
これだけの量を調べて、準備したり練習したりしてきた積み重ねが、説得力のある発表会につながったのですね。

6年生になる準備が着々と進んでいる5年生でした。
学校の様子
いつもなら昼休みになると運動場に遊びに行く子が多いのですが、今日は雨。
子どもたちはどんなふうに過ごしているのかなと、学校の中を見回りました。
1年生は、絵本を抱えてこれから図書室に行くそうです。

2年生は教室でねんど遊び。

3年生は、クラスみんなでフルーツバスケットをしていました。

4年生は、ハンカチ落とし。

6年生の教室には1年生が遊びにきていました。

5年生は、教室で先生とミーティング中でした。
他にも、折り紙やあやとり、友達とおしゃべりと、楽しそうに過ごす様子がたくさん見られました。
そして図書室も、いつもよりは人数が多い感じでした。
たまにはこんな日もいいのかな。
2年生
2年生が音楽の時間に担任の先生を招いて演奏発表会を開きました。
「1年間ありがとうの気持ちを込めて演奏します。」とご挨拶。

けんばんハーモニカや打楽器を使って、「チャチャマンボ」や「汽車ははしる」を合奏しました。

みんなで歌った歌は、「にじ」。
ザビのところでは色とりどりの紙吹雪が舞い、歌を盛り上げました。


最後に寄せ書きのプレゼントを渡して、感謝の気持ちを伝えました。

週が明けるともう3月。
学年の終わりに向かって、いよいよカウントダウンが始まります。
一日一日をよりいっそう大切に過ごしてほしいですね。
6年生
2月25日(木)、6年生二クラスが波っ子ルームに集まって薬物乱用防止教室を行いました。
ビデオや薬物標本などの資料は今治東ライオンズクラブさんからお借りすることができたので、子どもたちは話を耳で聞くだけでなく、目でも薬物の怖さを感じ、身近なこととして考えられる時間となりました。





授業後に感想を書いたのでいくつか紹介します。
● 薬物乱用防止教室でとても驚いたことが大きく二つあります。一つ目は、「たくさんの種類の薬物がある」ということです。ぼくは五つぐらいしかないと思っていたけれど、野菜に似せた物など、だまされやすい物もあることが分かりました。二つ目は、「一度使用するだけで死に至る物がある。」ということです。今日学ぶまでは、薬物乱用で死んでしまうことは少ないだろうと思っていたのに、アメリカでは多くの死者が出ていることに驚きました。これからはもっと薬物に対して警戒しなければいけないのだと思いました。
● 私が知っている薬物は、覚せい剤、大麻、コカインなどです。その辺に生えている赤い花も薬物の仲間であるなんて思ってもいませんでした。日本は他の国と比べて薬物を使用している人が少ないということでしたが、200万人もいることにびっくりしました。今治市は、県内でシンナーなどの薬物を使用している人が一番多いと聞き、これから気を付けたいなと思いました。薬物を使うように誘ってきたら、すぐに断ります。
● 私は、薬物は脳にだけ関係していると思っていたけれど、手足や臓器にも害があると知り驚きました。買わなければ大丈夫なのではなくて、身近にある花やくさから薬物が作られているということも知ってこわくなりました。1回薬物を使うと依存症になり死ぬ場合があると知り、こんなひどいものがなぜあるのだろうと不思議に思いました。
● 今日の授業がとても心に残ったし、勉強になりました。薬物はテレビのニュースやスマホなどで少し見るぐらいで、「自分には関係ない。」「自分の周りは大丈夫。」と思っていました。でも、今日DVDを見て、意外と身の回りにも薬物の危険があることがわかりました。これからも薬物乱用につながらないようにしたいです。
学校の様子
2月25日(木)は、今年度最後の読み聞かせの日でした。
子どもたちが興味を持って聞いてくれそうな絵本を1~2冊用意し、いつものように朝早くから来てくださった保護者や地域の方々。
毎週木曜日の朝の10分間は、心穏やかな癒しの時間です。

この日は、最後ということで、子どもたちからお礼のメッセージとご挨拶。



読み聞かせのあと、6年生が玄関付近に集まって、読み聞かせボランティアのみなさん全員の前でお礼を述べました。
その後に撮った集合写真がこれ ↓ です。
6年生が手に持っているピンク色の掲示物は、読み聞かせボランティアの方からのサプライズプレゼント。
なんと、これは今の6年生が波方小に入学してからこの日までに読んでもらった本、読んでもらった人を全て書き出したものでした。
本の数は軽く100冊は越えています。
週1回、10分のことですが、こうやってみるとこれも子どもたちにとって一つの長い長い歴史となりました。
ボランティアのみなさま、ありがとうございました。
