3年生
今週の月曜日に「くぎうちトントン」の作品が教室に展示されている様子をHPであげましたが、
こちらは、もう一方のクラス。
ちょうどこれから製作にとりかかるというので、のぞいてみました。
かなづちでくぎを打つというのはこれまでに経験した子も多いようですが、やはり慎重に、指を打たないように・・・。
材料は、太さ約5㎝、長さ約20㎝に切った桜の木、細くぎ多数、太くぎ1本、ビーズ、三角と四角の角材です。
事前にどんな作品に仕上げるか、構想を練ってから始めました。
くぎの打ち方によっては、キーホルダーやカギを吊るすことができます。
また、角材を下の方につけることでメモスタンドに。
丸木に釘打ちするときは、机に厚めの雑巾を敷きます。
「角材に色塗りしたい子は、釘で打ち付けてしまう前に塗った方がいいよ。」
よーし、色づけしていいなら・・・と、本体の丸木にも絵の具で色を塗っている子が何人かいました。
また、打ったくぎが曲がってしまって失敗する子もいる中、わざと曲げて顔の一部分にしている子も。
そして、くぎで足を作って、立つようにしました。
ここはちょっとしたアトリエ? 子どもたちの発想の豊かさに驚かされるばかりです。
私たち教職員に向けて出される、愛媛県教育委員会の義務教育課長さんからのメッセージの中に、ぜひ、保護者の皆様方をはじめ、たくさんの方々にお知りおきいただきたいことがありましたので、少し長い文章となりますが、以下にお示しします。
-義務教育課長メッセージ「ひとそえ」【一部抜粋】-
家を出るとき、「行ってきます。」を言う子供に「いってらっしゃい。」を返した後、「(車に)気を付けて。」の一言を添えるかどうかで、交通事故に遭う確率が変わるという話を聞いたことがあります。「気を付けて」のひとそえが「ある家庭」と「ない家庭」では、「ある家庭」のほうが、子供が事故に遭う確率が低いという話です。
(感染拡大の波が、本県の学校現場にも押し寄せてきているという内容ですが、省略させていただきます。)
ここで、私たちが肝に銘じておきたいのは、知事が会見で常々語っているとおり、「敵はウイルスであり、人ではない、感染された人に非はない、感染は誰にでも起こりうるものである。」ということです。
今、想像力が試されています。陽性となった人、家族に陽性になるかもしれない人がいる人、、、危機に直面している人の心中に思いをめぐらせ、温かい気持ちで、温かい言葉掛けをしながら、コロナに向き合っていきましょう。
(一層、学校での感染症対策に力を入れてほしいという内容ですが、省略させていただきます。)
わずか数秒の「気を付けましょう」のひとそえが威力を発揮し、友達同士の家遊びでついついマスクを外してしまう子が気を付けるようになるかもしれません。互いが注意し合う機運を高めるための児童生徒による啓発活動も有効かもしれません。
(学校での活動時間がこれ以上削られることは避けたいという内容ですが、省略させていただきます。)
家に帰ってからも、①うつらないよう自己防衛! ②うつさないよう周りに配慮! ③習慣化しよう3密回避! の感染回避行動が徹底できるよう、管理職がリーダーシップを発揮し、地域や学校の実態に応じた工夫ある取組をお願いします。
以上です。最後は学校向けの言葉をそのまま掲載いたしました。教育行政の皆様も本当に子どもたちのことを思って日々対応していただいております。しかし、ご家庭や地域のお力添えなしには、よりよい方向に向かっていくことはできません。
今後も、家庭や地域、学校において、お子様や保護者の皆様方が安心して毎日を送ることができるよう、ご理解とご協力をお願いします。
1年生
今日みたいな寒い日でも、体育の時間になると「さむ~」と身震いしながらも半そでの体操服に着替える1年生。
でも、授業が始まればその寒さも吹き飛ぶようです。
1年生では今とびばこの練習真っ最中。
今日は「レベル4」からの練習をしていました。
このクラスがしていた「レベル4」とは、2段のとびばこを使います。
そのとびばこに両手をつき、両足そろえてぴょんと飛び乗ります。
その後、ジャンプして両足で着地。このときピタッと止まります。
そして、ポーズ。
この一連の流れががうまくできれば合格。
おっ、うまく決まったね! ↓
合格したら次は「レベル5」です。
「レベル5」は、3段積み上げたとびばこを、「レベル4」と同じように飛び乗り、着地、ポーズ。
高くなるとちょっと苦手だな~と思う子もいます。
そんな子には周りのみんなから「がんばれー!がんばれー!」と応援の声。
おかげで、「レベル5」も全員合格しました。
そして、今日の最後は「レベル6」。
とびばこは2段ですが、ジャンプして跳んでいる間に空中でポーズをするというものです。
ポーズは何でもOK。両手を広げてもいいし、ウルトラマンのポーズでも。
やってみると、みんな大空にはばたく鳥のように次々と見事にポーズを決めることができました。
かっこいい~!
授業最後には先生から「苦手だなという子にみんなでがんばれーって声かけができていてよかったですよ。」とほめられていました。
次回からはとびばこを「またぐ」練習に入るそうです。
4年生
彫刻刀は4年生になって初めて使います。
初めてなので、握り方や削り方などの細かい説明を受けて製作にとりかかりました。
そして、2時間続きの図工を2週間ほどかけて作品を仕上げました。
12月1日(火)、この日はいよいよそのできあがった版画を刷る日。
トレイにインクを出し、ローラーで伸ばすところまではよかったけど・・・
いざ自分の作品にインクを乗せるとなると、なんだか汚れるみたいで最初ためらう子もいました。
「え~、なんでけずっとるところにインクがつくんや~。」
紙を乗せるときは、ずれないように慎重に。
「ちょっと、端っこ持っといて。」「ありがとう。」
バレンでしっかりこすったあと、「はがすよー。」「わー!できた、できた!」
きれいに写りましたね。
一人二枚ずつ刷って、後ろに並べました。
このあと、みんなでお互いの作品を鑑賞しました。
今回4年生が作った作品のテーマは、自分の「すきなもの」、「すきなこと」。
バドミントンをしている様子や、サッカー、クリスマスパーティー、大きな木の幹をよじ登るクワガタ・・・。
様々なすきなもの、すきなことが描かれた版画作品でした。
6年生
図工の時間、6年生も版画に取り組んでいます。
といっても、こちらはまだ始まったばかり。下絵の段階です。
どんな作品を作るのかというと、校舎の風景画です。
B4サイズに拡大された校舎の一部分の写真を見ながら、下絵用の用紙に描き写しています。
細かな窓枠や壁のすじなどは、見て描き写すのは難しいので、光を利用してトレースダウン。
体育館の屋根は曲線なのでフリーハンドで。
壁や柱、国旗掲揚のポールなどまっすぐなところはものさしを使って平行線にも気を付けながらていねいに描いていました。
なかなか複雑そうな作品ですが、これからどんなふうに彫刻刀で削っていくのか、楽しみです。