今日は、沖縄に4年間住まわれていた経験をお持ちの4年部水野先生からのお話を紹介します。
新任式で水野先生が話したことを覚えていますか?
こんなことをしゃべっていました。
「おはようございます。わんは水野航やいびん。ゆたしくうにげーさびら。」
これは、沖縄県という、波方小学校から900㎞以上もはなれた南の島の言葉です。
ウチナーグチ(沖縄口)といいます。
新任式で話したことを、みんながわかる言葉に直すと、こうなります。
「おはようございます。わたしは水野航といいます。よろしくお願いします。」
なんだか普通のことしか言っていませんね。
実は、「おはようございます。」もウチナーグチに直すことができます。
さて、どんな言葉になるでしょうか? ぜひ調べてみてください。
この後、水野先生に少し沖縄についてのお話を聞いてみました。
沖縄の方言というのは、4年間住んでいても高齢者の方の会話はほとんど外国語のようで、何を言っているのかわからないそうです。
でも世代が若くなるにつれ、方言と標準語の混ざったことば(ウチナーヤマトグチ)を使うようになるので、同年代どうしだと普通に会話がやりとりできるようです。
また、気候も今治とはずいぶん違っていて、もう5月ぐらいには海開きをして、泳げるようになるとか。
ここ数日冷え込んでいる今治からは想像しにくいかな。
沖縄の食べ物や、三線(さんしん)という三味線とよく似た楽器、琉球舞踊、歴史的な建物など、異文化いっぱいの沖縄のお話、もっと聞きたいですね。